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from: Ryonukisさん

2010年05月30日 21時25分09秒

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最近考えたこと①

〇一般に真理は逆説的であり、逆説に気付くには執着・こだわり・偏見などを捨てる必要がある。○一般に我々日本人は流されやすく、自己実現しにくいのではないか

〇一般に真理は逆説的であり、逆説に気付くには執着・こだわり・偏見などを捨てる必要がある。

○一般に我々日本人は流されやすく、自己実現しにくいのではないか。

○特に最近日本人は本来持っていた情緒にみあわない方向に進んでいる気がする。日本人は本来、形なきもの(すべては時とともに移ろう=無常、四季の移ろいが典型)を美しいと考えて来たはずだが、明治以来、形あるものにとらわれるようになった。しかし、発想力や創造性には「形にとらわれない」ことが必要とされるのではないだろうか。季節感のない生活になれてしまうのも問題。

〇日本人はまだがんばり屋であることが裏目にでているのではないか。時代は変わってきている。気力は確かに必要な場面があるが発想の転換が必要とされる際には頭を休めることも重要だと感じる。

〇世界を記述する理論は、欲や、こだわりのない状態でしか実現されえないはず。無我夢中のさなかにおいてのみ理論は見出だされるのかもしれない。

ことに万能な理論は完成しうるだろうか?世界の把握であると思われる悟りは言語活動を超えているらしい。だから逆に言えば、心、物、事などの世界の要素といえるサブ世界をすべて含む「全世界」を概念的に記述しきることは本当に可能なのか疑問が生じてしまう。一度にやらずわけて行えば済むかといえばそうではないだろう。全体は部分の単純な総和ではないことはよく知られている。

〇日本人はおおざっぱに言って、素粒子論より複雑系理論に向いているのではないだろうか。日本人はもともと全体をひとまとまりとして見る傾向が強いからだ。

〇つまり、これからの理論づくりには、「理解」しようとする姿勢より「知」ろうとする姿勢が必要とされる。何が言いたいかというと、「理解」とはこの世の法則に対して「分解」の姿勢でのぞむのに対し、「知る」は世界を心に感じ取り、真理をさとる心のはたらきを用いるという意味だからだ。どちらかといえば、全体的把握にふさわしい言葉だろう。

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from: Ryonukisさん

2010年11月25日 19時25分02秒

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「REさん:Re:最近考えたこと①」
 もう少し具体的にはどうしたら、僕がここから抜け出すことができるかというと、おそらく自分という秩序のバランスの取り方を根本的に、しかし少しずつ変えていく、さらに具体的にいえば、「考える」のではなく「感じる」ことを優先することによって可能になっていくはずだとおもいました。感じるという精神作用には普通に言う感覚や直感(観)、勘などがありそうです。
 これらの精神の能力と論理的思考能力とのバランスの取り方こそ、僕に相当欠けていた部分なのだと感じています。常に感・観・勘が大事にされていればこんな事態には陥らなかったはずだし、くしくも、実際のところ、これからは論理的思考の偏重の時代がおわり、これらが重要な意味を持つ時代がやってくるはずだから、なおさら僕は時代変化にたいし前向きでなかったし、前向きにならねばならないし、そうでなかったことが時代的な病である心の病に自分を患わせていたのだとわかってきた次第なのです。もっと言えばそのような「自然な」自分のありかたに戻っていくことが老子のいう「道(タオtao)」にもどっていく、つまり健全・健康な状態に戻ることであり、周囲とのあつれきを少なくしていくことにつながっていき、その全体としての健全な状態(これこそ道tao)の実現へと進んで行くことができる。そう思ってます。すべての宗教の目指すところは結局同じのはずですから。世界の秩序の安定した調和という。

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