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from: Ryonukuさん
2011年11月01日 21時58分50秒
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偏差の是正が病を直す
頭痛をどうしたら治せるのか。
少し光明が差してきました。
気功の用語で、偏差、という言葉があります。
気の流れの分布にかたよりが生じることを言います。
体の一部に気の流れの悪い部分ができていれば、
それは、偏差を生んでいるでしょう。
偏差自身とも言えます。
心身は、まんべんなく使うのが理想ですね。
部分的に使いすぎるとそこにばかり気が行ったり、
そこの気の流れが悪くなったり、良くなりすぎたり。
ぼくは典型的な頭ばっか使いすぎ、というか、頭はどれだけ使っても平気だという思い込みがあってそれをダメにしてしまったんですね。
にのてつを踏まないよう、体全体心全体を上手く使うよう、
日々の生活を工夫してみたくなりました。
偏見を持たないこと、思い込みを外していくことなども大事そうですね。
やることに偏りができてしまいますから。
仏教の「かたよらない、こだわらない、とらわれない」は
は、気の次元で理解できるのですね。
気持ちや全身の気に偏り(「偏差」)が生じないように暮らすことが、
大事なのでしょう。
欲や強い感情・情念、コンプレックスなどはみな気持ちに滞りや偏り、部分的に強い部分を生じさせますから、避けたいものです。
それを中庸を守る、というようです。
あらゆることに中庸が守れることが智慧(真理を知っていること)があることとされ、中庸と真理を合わせて徳であると、アリストテレスはいっています。中とは感情の生じる前の状態を言ったり、時と場合に応じた適切適度な行動をとることを言ったりします。
中国の朱子の理気二元論や王陽明の気一元論は
儒教、仏教、道教を統合したものだそうです。
宗教の本質は気であると言っても過言ではないように思います。
偏差のない中道的な身・呼吸・心をねらって調整することを
調身・調息・調心を行うことを気功と呼ぶのです。
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