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  • from: Infophysさん

    2011年11月19日 16時40分52秒

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    結局はデータなのか

    どんな「領域」に対しても、十分条件が一定の密度を超えて入手されると、自動的に理解や把握というものが起きるようだ。

    もっとも、領域にはある程度の広さが要る。十分条件といって悪ければ、経験だね。経験や十分条件の量と密度がともに、あるスレッショールドを(閾値)を超えて得られたとき、その間の関係性やそのとある領域それ自体の存在に気付きだし、また大きな ひとかたまりの経験、知となる。

    そういうスケール的な自己相似的構造の把握の繰り返しとその相似構造間の関係性の把握が、世界全体の把握にわれわれを近づけていく。メタフィズィカルな次元の直観的把握が充実するためには、このことが不可欠なはずだ。

    具体例≒経験≒十分条件。 必要条件がわかることだって、より広い立場から見れば十分条件ではないだろうか。とある要素に過ぎないわけだから。

    感覚的経験はもっとも基礎に位置するだろうが、その軽視が、つまり、科学理論全盛 というある種の歪み、偏りが、思考そのものを痩せ細らせ、危うくしていたという気がする。僕自身の最大の反省点でもある。 それにしても、とくに音楽はいい(笑) リズムというのは感覚のなかで最高の存在かもしれない。

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