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  • from: Infophysさん

    2012年04月08日 04時01分11秒

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    マンダラ、統合失調症、悟り、カオスのシステマティックな統御、多様性と普遍性の止揚

    結局、脳の情報処理システムはマンダラを見ればわかるように、
    多様なカオスを様々にスケールごとに連携・統合させて階層的に統御させていっているのではないだろうか。

    つまり、カオス解析をシステマティックにやってるのでは。モナド的に部分と全体は関わっていて、部分だけの解析はできるようになっていない。その結果、全体図はフラクタルになる。
    マンダラは自分のカオス制御の俯瞰図であり、脳の働きをうまく図式的に表現してると観ることができるのではないだろうか。
    多様性と普遍性があの図によってうまく止揚されているようだ。
    ブッダの言う、縁の理法というものは、あの図に透徹されるルールのことだろう。

    心の構造であると同時に、世界の構造である、というのは、そのようにとらえると、納得がいく。いわば、理論というシステマティックな世界の捉え方を脳はそもそも実践している、ということなのかもしれない。

    これが破綻すると統合失調症になる。マンダラを見ていると落ち着くというのもうなずける。この図が完全に見えるときは、世界を見透していると言えるだろう。ぼくはこれがやや破綻気味になっていたようだ。

    周囲との関係性を改善し、安定させ、生活を建て直しながら、自分の中心軸を見いだし、その方向性を活路と見て自分の人生を築き上げていく。

    それを一生懸命やることがこの病の治療の指針。

    マンダラの解析結果とも言えるかも。

    一人の人間の治療や人生の指針であるだけでなく、人類の救済や発展の原理として、このマンダラを観ることもできそうだ。
    自分達が、どのように、内外のカオスを統御するこで、前進しているのか、それを知ることができるから、どこをどう改善したらいいのか、その結果全体的な生き方はどうしたらいいのか。見出だせるはずである。

    気とマンダラは古代人の知恵の結晶といえるだろう。
    学問はそれを分析的に認識し、新たな船出にそなえているのかもしれない。科学がついにカオスに挑むようになった。難航している。
    二元的世界の役割はこれから自ずと明らかになってきそうだ。

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