ぼくは「命」という漢字の意味と、
仏教の「縁」の考え方を組合せて、
人には「役割」すなわち「天命」が与えられている、と考えてます。
アリストテレスや老子などがいう、「徳」を積む中で、それに気づくことができるのではないかと思います。
真に自由な生き方とは、欲にとらわれない自由な心を育む中で、天命に気づき、それをまっとうする生き方なのかもしれません。
「徳」とは、アリストテレス流には、「中庸」＋「真理」だそうです。アリストテレスも、幸福とは、善く生きることだといっています。
ぼくはもっと「命」を、学理的に正しく述べる必要を感じます。意見がいくつかあるのも構わないとは思いますが。

ヴィトゲンシュタインによって形而上学(論理的に語れない 内容を含む)は否定的にみられるようになったかもしれない 。しかし、形而上学的次元の存在自体が否定されたと考え るべきではなさそうだ。何しろそこにはすべての事象にと っての本質や根源が存在しているのだから。特に「命」と いうこの世の中心的原理がそこにはある。仏教では、それ(「命」という生の原理)が「縁の理法」と呼ばれるらしい。

彼は全国の学問をやりたくても仲間が近くにいない人たちを想定し、ネットで、互いにその悩みを解消する場所と機会を与えることに、巧みに成功をおさめられました。僕のような、社会的にはなんら力を持たない弱者にも、自由な活動の場や、称賛を与えてくださりました。彼の哲学にたいする考え方や、彼の学問の現場への不満足な気持ちは、僕に大きな影響を与えました。
せっかく、その結果自分の中やネットの世界に息づくようになったこの「思想的息吹き」を絶やすことなく、日本の将来の発展や、ひいては、この世界の「浄化」「道(タオ)」へとつながるような可能性すらもはらませていきたいと思います。