肯定と否定の間で創造的解決の可能性があり、どちらかへの偏りがその失敗の可能性を高める。
たとえしんどくとも、その中間を維持することが、大事だと、
仏教、および、西田の思想は語っている。

Aは非Aであり、それによってAである。(絶対矛盾の自己同一[西田])

教育とは自分に気付くように、または知ることができるように導くこと。

要は、相手にとっての鏡になること。双対関係になること。
いや、相手と双対関係にある部分を自分の中に見出だすことかも。

結局、自ずから然ることでもある。

これからの人類はもっと自分たちのことを知ろうとしなければ。
それが、文明が健全であるための唯一の道なのかもしれない。


要するに、自分達と双対関係にある対象と出会っていく、それが、個人であれ集団であれ、人類全体であれ、その歴史の必然なんだろう。

いきなりそれらすべてと出会ってしまうのが、悟りであるようだ。

それが必然的になるためには認識の重要性に気付かねばならないようだ。

恒にある創造的な苦しみを受け入れれば、
生老病死の苦しみは乗り越えられる。
なぜなら、何かが良くてなにかが悪いと思ってしまわなければ、
つまり、その判別の合間に自分を見つけること、創造すること、
それが救いになるはずであるから。

人類の滅亡は悪いことか、はたまたいいことか。
それをわからないと認識すれば次の一歩が踏み出せる。

創造や破壊はその中で生じる。
知の営みもそうだし、すべての異なる存在の間でそれは起こる。

勉強は、自分の持つ秩序と取り入れようとする秩序の間に起こる創造的活動。対象を取り込めるような鍵穴を自分が創造しうるかどうかがそこで試される。可能な解釈を創造できるのか、それが問題だ。

どなたでも構わないのですが、
読んでいただいている方のなかで
今までの作文の中で、
何か印象に残っている文がもしあったら
教えていただけませんか？

ダークエナジーやダークマターの存在に気付いたというのは、
どこか、
人類にとっての無知の知
という表現が相当しかねない、
という気がした。
宇宙のほとんどについて我々は知りませんでしたー、てね。

でそのようなことが、自己相似的に起こっていて、
さっきのそれがわかったときには、
そのわかった領域自体が五％位になってしまうような
より広大な「全て」が見つかってしまう。
もちろんそれが連鎖拡大的に起きる。
というのが予想。
宇宙は無窮無尽。

その無限なフラクタル構造を俯瞰し得たとき、
解脱が起きるはずだ、
と言ってみたくなる 笑
僕らの魂はどんだけヒドイ牢屋に入れられているのか...。
どんな罪をおかしたら、こんな目に遭うのだろうか。

物語。
人生も、歴史も、宇宙も。
マンダラの時間軸方向に、そのフラクタル構造を追うとき、
我々は物語をみるはず。それがいま僕らが体験しているもの。