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ユーキャン|汗と涙のスタッフ日誌

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  • from: ユーキャンスタッフさん

    2008年11月21日 10時08分34秒

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    【俳句入門講座】俳句に挑戦!---「初冬」の季語

    こんにちは。俳句入門講座の指導担当です。



    急に寒さが厳しくなってきましたが、お風邪など引かれていませんか?

    今日は俳句で忘れていけないもの…「季語」についてお話しいたします。俳句では、季語を間違わずに使うことがルールの一つ。

    俳句の世界では、11月7日頃の立冬をすぎると冬。ですから、今の時期は冬の季語を使います。季節先取りの感じですね。冬の季語でも11月上旬から12月上旬までは「初冬」になります。その「初冬」の季語は…。

    『小春』…陰暦十月の異称。春のように穏やかな立冬過ぎの日和をいう。

    病む人の病む人をとふ小春哉  正岡子規

    病気の人が病気の人を見舞ったときの一句。子規は見舞う立場なのか、その逆なのか…。小康を得た病む人の心情が、「小春」という季語に込められています。友達が多く、周囲の人を気遣う子規の優しい気持ちが、小春日和のように暖かい気持ちにさせてくれる句。

    『芭蕉忌』…俳人松尾芭蕉(1644〜94)の忌日。陰暦十月十二日。言語遊戯的俳諧を革新し蕉風を樹立。諸国を旅した。

    ばせを忌と申すも只一人哉 一茶

    「ばせを」とは「芭蕉(ばしょう)」の事。松尾芭蕉の忌日が、初冬の季語。偉大な芭蕉に敬意を表し、これまた後世の一流俳人一茶が句を詠んでいます。芭蕉を偲んで「たった一人かな」と、芭蕉の存在の大きさを句にしたわけです。

    俳句は難しそう…と敬遠なさっている皆さん、季節を感じてそのまま感じたことを一句になさってみませんか。

    ●『俳句入門講座』の詳細はこちら!
    http://www.u-can.co.jp/offpc/StatUrlTrack.do?kbn=1&id=152&code=5296RAym01

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