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from: ユーキャンスタッフさん
2009年07月31日 13時12分39秒
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【開発裏話】問題集に込めた想い
みなさん、こんにちは! ユーキャンの講座開発担当です。
ユーキャンの資格講座には、様々な問題集が入っています。
添削課題、総合模擬試験、過去問集、オリジナル問題集、テキストのレッスンの節目で解く問題…。講座によっては、テキストのレッスンの導入段階で、まず過去問に目を通し、試験で問われることを意識しながら本文を読み進める講座もあります。
私たちが資格講座を開発するときには、テキストの“分かりやすさ”に注力するのと同じくらい、問題作成に力を入れています。
なぜなら「問題を解く」ということは、学習した知識がしっかり身についているかを確認する有効な方法のひとつだからです。そのため、テキストの学習が終わり、添削課題に取り組むと自分の弱点がよく分かります。そして返送された講評用紙をみれば、自分は試験までどういう部分を重点的に復習すればいいかがよくわかるのです。
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さて現在、私が開発中の資格講座でも、テキストの執筆がひと段落し、先生が添削問題を作成する段階に入っています。
ところが!
比較的、新しい試験ではあるものの、問題作成を進めている途中で、試験内容に大きな変更が加わってしまいました。しかもタイミングの悪いことに、それが公表される直前に、先生は精魂を込めて100問以上の問題を既に作り上げていたのです……。
残念ながら、問題作成は最初からやり直しとなりました。新しく学習内容に加わったところは、当然、出題実績がないため、先生の方でも、その部分の問題作成は困難を極めます。私と先生の間には、こんな激しい(?)やり取りも…。先生:
新しく学習内容に加わったところをすべて網羅するには、添削問題は今の倍は必要です…!
私:
追加の問題をすべて網羅するとなると、膨大な問題数になってしまいます。それだと受講生が効率よく学習できません。大変かと思いますが、問題は絞りこんでください!
新しい内容を盛り込みつつ、問題を絞り込む…。良い講座を作るためには、妥協はできないのです。
……幾多の苦難を乗り越え、あともう少しで問題が完成します。
まだ講座名を明かせないのが残念ですが、デビューは来年1月の予定。皆さん、ご期待ください!
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