こんにちは。管理栄養士講座の指導担当です。



少し暖かくなったかと思えば急に雪が降り出したりと、東京では３月に入って不安定な天候が続いていますが、皆さんがお住まいの地域ではいかがでしょうか。

さて、今年の管理栄養士試験まであと10日となりました。「もう準備万端！」という方もいれば、「ここからの追い込みにかける！」という心境の方もいることでしょう。
本日は指導部より、これから管理栄養士試験に臨むあなたへ、
試験場での心構えをいくつか紹介させていただきたいと思います。

まず最初の心構えは、「どんな問題が出ても平常心を失わない」です。
試験は全部で200問。それぞれに４つか５つの選択肢があるわけなので、全部で900個くらいの選択肢について○か×かを判断しなくてはなりません。選択肢が900個もあれば、中には全く見当のつかない問題のひとつや２つや３つや４つ…（笑）、あって当然なんです。「こんな問題が出るなんて…」と、いちいち驚いたり落胆している時間はありません。平常心を心がけましょう。

そこで、２つめの心構え。それは、「わからない問題は後回しにすべし」です。
試験中、聞いたこともない用語が突然出てきたりすると、そこで固まってしまう人もいるかもしれませんが、ハッキリ言ってそれは時間のロスです。言い方は悪いですが、最初から知らないことは、試験場でどんなに考えても仕方がないんです。そんな問題に頭を悩ませるくらいなら、わかる問題を確実に得点するために、どんどん先に進んでいく方が時間効率もよく、精神的にも楽になるはずです。
「私がわからない問題は、他の人もわからないはず」というくらいに、割り切った態度も時には重要だと思ってください。

最後の心構えは、「絶対に空欄を残さず、必ず全部マークする！」です。
時々、とても正直な方で、答えがわからない問題は解答せずに空欄にしておかれる方もいらっしゃるようですが、これは本番では絶対にやってはいけません。管理栄養士試験では、間違った答えにマークしても減点にはなりません。たとえ全くわからない問題でも、どこかにマークしておけば５分の１の確率で１点もらえます。また、多くの場合は２択、あるいは３択くらいにまでは絞り込めると思いますので、実際の期待値はさらにアップするはずです。

以上、試験で合格するための心構えなどをお話してまいりましたが、本番では体力も重要です。前日は８時間以上しっかり寝て、最高のコンディションで試験に臨んでください。
皆さんの健闘をお祈りしております！

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