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from: ユーキャンスタッフさん
2011年08月11日 09時25分27秒
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【調理師】夏の暑さに負けないヒント
みなさん、こんにちは。調理師講座の担当者です。
東京では、ここのところ急に暑くなりました。
急な気温上昇に体がついていかないと、体調不良を訴えていらっしゃる方も多く見受けられます。
みなさん、ご体調はいかがですか?
さて、今回ご紹介するのは調理師講座!
せっかくですから、勉強をかねつつ、この暑い夏を乗り切るヒントをお話させていただきます。
夏の疲労回復に効果的な栄養素は?
なんといっても「ビタミンB1」ですね。
豚肉やうなぎに多く含まれているので、疲れたな〜と感じたらお勧めの食材です。
と、これは調理師の勉強をしている方にとっては常識。
大切なのは、ここからです。
「ビタミンB1」を効率的に吸収するため、いっしょに摂るといい食材があるのですが、ご存じですか?
答えは、ニンニクやニラ、ねぎや玉ねぎなどです。
これらに含まれる臭気成分「アリシン」は「ビタミンB1」の吸収率を高める物質なんですね。
つまり、冷しゃぶを食べるときには、ニンニクやたまねぎをすりおろしたタレをかけたり、ねぎをたっぷり添えるのがいいということです。
ところで、冷しゃぶを食べたら、肉の代謝(消化吸収)や栄養バランスを考えて、ミネラルや抗酸化物質を同時に摂りましょう。
つまり、野菜を摂ればいいのですが、それではここでまた質問です。
どんな野菜がいいでしょうか?
レタス?キャベツ?
もちろん、それで間違いではないのですが、調理師を目指すみなさんにはもう一歩踏み込んで考えてもらいたいところ。
やはり、なんといっても、夏の旬野菜がお勧めです!
今の時期、私たちは夏の強い紫外線や暑さから、かなりのダメージを受けています。
そのダメージには、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質が効果的なのですが、夏の野菜たちにはそれらがたくさん含まれているからなんです。
ところで、夏が旬の野菜って?
いわゆる「果菜」ですね。
「果菜」とは、果物のように「ぶら下がってなる野菜」のこと。
トマトとか、きゅうりとか、ナスとか、ピーマンとか、ゴーヤとか。
この野菜たちに共通しているのは、色が濃いということ。
これ、夏の紫外線に負けない物質=抗酸化物質が、野菜たちにたくさん含まれているからこその色なんですよ。
また、夏の旬野菜には水分が豊富。
暑さでほてった体をクールダウンさせてくれます。
じゃぁ、今夜のおかずは、冷しゃぶにトマト&きゅうりのサラダで決まり!
というあなた。う〜ん、調理師の卵さんなら、やはりあともう一歩!
せっかくなら、切って出すだけではなく、何かワザがほしいですよね。
でも、みなさんはお忙しいでしょうから、手間をかけるのはムリですよね。
そこで、ご紹介したいのが、夏野菜の「おひたし」です。
トマト(湯むきしたもの)でもきゅうりでもナスでも、とにかくまるごとだし汁に漬けておくだけ!
冷蔵庫に入れておけば3〜4日は保存が利くので、いつでも冷えた「おひたし」がいただけますよ。
これでこれで夏バテ対策もバッチリです。
ちょっとした工夫で、お元気に夏を乗り切りましょう。
ちなみに、夏風邪を引くと必ずといっていいほど長引きます。
試験がこれからの方は特に入念な体調管理を。
がんばってくださいね!
【調理師講座についてはこちら】
http://www.u-can.co.jp/zukan/index.html?row=46&main=1&il=manabies_sta_46_1108_1
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