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from: ユーキャンスタッフさん
2011年11月16日 16時37分17秒
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行政書士試験「解答速報の裏側」
皆さん、こんにちは。
行政書士講座の指導担当「I」です。
11月13日(日)は、平成23年度行政書士試験が予定どおり実施されました。
今年もほぼ平年並みの申込者数ですので、約7万人の受験生が全国各地で受験したものと思われます。
受験された皆様、お疲れ様でした。
ユーキャン指導部では、毎年本試験当日の夜に解答速報を公開しています。
今年も無事に当日夜に解答速報を公開することができました。
さて、受験生の皆さんのなかには、「解答速報って、いったいどうやって出すんだろう」と興味をお持ちの方もいると思います。
そこで、今回は、「解答速報の裏側」と題して、当日の解答速報の流れを紹介したいと思います。
まずは、試験問題の現物を入手しなければなりませんので、実は、指導部のスタッフが何名か受験してきています。
途中で帰ると試験問題の持ち帰りができませんので、スタッフは試験終了の16時まで拘束され、終わったら急いでユーキャン指導部のある代々木まで帰って来ます。
※少しでも早く持ち帰れるよう、受験するスタッフは願書受付初日に出願し、少しでも代々木に近い会場で受験できるようにしてあります。
また、帰る途中で指導部に電話を入れ、文章理解の出典文章の連絡をします。
空欄補充問題などは、原典を参照すれば一発で正解が出るため、連絡を受けて、待機しているスタッフが急いで書店に買いに行きます。
そうこうしているうちに、受験したスタッフが代々木に出社してきて、待機していた講師たちに問題が手渡されます。
この日は指導部にとっても総決算の日。
行政書士講座の講師・スタッフのほとんどが出勤してきており、だいたい17時くらいから解答出し作業がスタートします。
この時点では解説まで作成するわけではないので、とりあえず正解をどんどん出していき、講師間で意見が割れたり疑義が残る問題だけを保留にしていきます。
ひととおり全問題をさらったら、保留にした問題を何人かで検討したり調べたりしていきます。
だいたいこの作業が19時くらいまでに終了し、あとは全問題についてスタッフ全員で最終確認をし、解答速報が出来上がります。
順調であれば、20時頃には終了するのですが、今年は何問かで難航したため、最終確認終了が20時45分くらいになってしまいました。
受講生には会報で「21時頃」と予告していましたので、もう慌てまくりです(汗)。
結局、ユーキャンのウェブサイトに出すことができたのは、20時55分くらいでした。
ギリギリセーフという感じです^_^;。
毎年、公開後に修正したり、本試験の正解例と微妙に異なったりすることもありますが、上記のようなギリギリの作業だからですので、許して(?)くださいね。
それにしても毎年思うのは、講師たちがあらゆる資料に当たって出している解答を、受験生は、「何も見ずに」「制限時間内に」解答するのですよね。
ですから、満点を取ろうとすることはとても無謀なことなのです。
受講生の方にはいつもお伝えしていますが、受験生は、割り切って合格点(6割)をめざしてがんばっていただき、素晴らしい結果を手にしてほしいと願っています。
皆さんの喜びの声を楽しみにお待ちしています!
▼スタッフの総力を結集した行政書士解答速報はこちら
http://sokuhou.u-can.jp/skhap/realTimeAnswer.do?ex_id=OSA111100&il=manabies_sta_73kaitou_1116_1
▼ユーキャンの行政書士講座に興味を持たれた方はこちら
http://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/73/?il=manabies_sta_73_1116_2
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