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ユーキャン|汗と涙のスタッフ日誌

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  • from: ユーキャンスタッフさん

    2014年03月24日 18時42分09秒

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    【教えて先生!】文字が上手になるコツとは

    みなさん、こんにちは。学びーズスタッフです。



    みなさんは「自分が書く文字」に自信はありますか?

    年賀状をもらった際に『自分もこんな綺麗な文字を書きたいな...』とか、
    履歴書を書いている時に『もっと文字が上手く書けたらな...』など、
    自分の文字を改善したい方も多いかと思います。

    そこで今回は、実用ボールペン字講座の講師の方々に、添削指導や質問解答の方法を教えている、主任講師の鈴木啓水先生にインタビューをしてきました。

    「講師に教えている」ということは、まさに「講師の中の講師」!
    綺麗な文字を書くコツ等、ためになるお話を色々と伺うことができましたので、
    ぜひチェックしてみて下さい!

    ----------------------------------------------------------------------------
    Q:まずは、鈴木啓水先生の普段のお仕事について教えて下さい。

    実用ボールペン字講座は多くの方々に受講頂いており、講師も100名以上在籍しております。そのため、一人の受講生の皆様に対してどの講師が担当しても、いつも同じ質の添削指導ができるかがとても重要です。

    私がすべての添削課題を指導できれば一番なのですが、それでは皆様に添削課題をお返しするのがとても遅くなってしまいます。

    そこで、どの講師が担当しても、私と同じような指導を行えるよう指導しているんです。
    「指導者も常に学ぶ姿勢を持つこと」が私の持論でして、教える側も常に技術を磨く必要があると考えています。そのため、講師たちには日々、添削指導や研修等に取り組んでもらっています。


    Q:実用ボールペン字講座の講師を指導する際、心がけていることはなんですか?

    指導における基本的なポイントはしっかり習得させる一方で、講師一人一人の個性を尊重すること。その上でさらに、受講生の皆様への指導の質を均一にすることを心がけています。

    そのため、常に新たな課題を出したり、講師から受講生の皆様へお返しする質問の回答をチェック・指導したりしています。

    また、受講生の皆様の気持ちを想像しながら指導する、ということも心掛けております
    例えば、一人の受講生さんから質問が寄せられた際、その方がどのような背景で質問をしたのかをしっかり汲み取った上で回答するよう、指導しています。

    ただ、これには経験値が必要なため、講師たちとは定期的に面談を行う等、講師自身が抱えている質問等を解消する機会を設けております。

    そのような場で出た質問等については、情報としてまとめ、各講師に共有しています。情報を共有することで、同じ質問や悩みを持つ講師の解決の糸口につながればと思っております。





    Q:綺麗な文字を書くコツは何ですか?

    綺麗な文字を書くには、まず綺麗な文字を知って記憶することです。そして、その美しい文字を頭に描いて、それを書けば文字は綺麗になります。そのためには、指や手首を柔軟に動かし表現できるかがポイントになります。

    ただ、最近では普段の生活の中で指を器用に動かす場面が少なく、また文字を書く習慣も減ってきているため、なかなか指を動かす訓練が出来ていません。
    パソコンのキーボードを打つ動作も指を使っているようで、ただボタンを押しているだけですので、指の柔軟さを鍛えるには不足です。

    日常から指を細かく動かし、指の神経を鋭く鍛える。そして綺麗な文字を覚えるだけで、綺麗な文字を書くコツの半分は押さえたことになりますので、皆さんも日頃から指先をたくさん動かすことを意識してみて下さい。

    あとの半分はよい手本と適切な指導です。綺麗な文字を知るためには、よい手本が必要ですし、練習した文字が手本と同じになっているのかのチェックや、上達のポイントを知るには適切な指導が必要になりますね。


    また、一字一字にこだわって勉強に励むことも大切です。一字だけだから、普段の文字は駄目だからということではなく、一つの文字が上手に書けたら上達だと思ってほしいです。漢字は一字を習得したら色々な文字の上達につながります。

    例えば「大」という文字を書けるようになったら「犬」や「太」も上手に書けます。1つ上手な文字が書ければ、3字も4字も上手になります。なので、まずは「一字にこだわる」。これが大切です

    さらに、ペンの持ち方や選び方も綺麗な文字を書けるか、書けないかを左右します。

    最近はペンを強く握って持つ方が多いと思います。それだとペンを持つことに力が入ってしまい、上手な文字は書きづらくなってしまいます。無駄な力は入れないことが大切です。

    例えば、縦の線を描く時は、無駄な力は入れず指先だけを動かして書きます。これをマスターすれば、直線が等間隔で書くことができます。




    指先の訓練をすれば筆記具を上手に扱えます。筆記具が異なったとしても、道具の特性をしっかり理解し、道具に慣れることでどの筆記具でも美しい文字を書くことができます。

    例えば、ボールペンであれば、ボールが回転してインクがでる特性をしっかり理解し、ボールがうまく回転するぐらいの力を加えることが必要です。力を入れ過ぎるとボールの回転がぎくしゃくし、インクがうまく出ずに擦れてしまいます。

    また、皆さんペンを選ぶ時に試し書きをすると思いますが、試し書きの時は円を書くのではなく、「ハネ」のある漢字を書く方が良いです。それにより、ハネの途中でインクが切れてしまったり、インクの出が悪かったりと、そのペンの特性をつかむことができます。


    Q:受講生の皆様に一言

    とにかく文字が上手に書けた時の良いイメージを持ちながら受講してもらいたいと思います。
    今より上手になりたい気持ちと、上達した状態を忘れずに勉強し、適切な指導を受ければ、文字は必ず上手くなります

    また、受講したきっかけも忘れずに。なぜ自分は文字を上達させたかったのかを忘れなければ、途中で挫折することなく、最後まで講座をやり遂げることが出来ると思います。

    文字は一生ついてまわるものですので、常に読みやすく、読み手に好感をあたえる文字を書くことを意識しましょう。そうすれば、自然と文字は整ってきます。その点をしっかり押さえて、これから文字を書いていってほしいと思います。



    ■実用ボールペン字講座についてはこちら!
    http://www.u-can.co.jp/実用ボールペン字/?il=manabies_sta_110_20140324_01

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