25日、秋田連続児童殺害事件の控訴審判決が出ました。

判決によると

彩香ちゃん殺害は、閉塞感などから場当たり的、短絡的に犯したものと評価。
養育について悩んでいたことも事実、とも認定。

剛憲君に対する犯行も、場当たり的な側面が強く、
用意周到な計画的犯行と見ることはできない。
反省は十分深まっていないが、
それは多分に能力的な面が影響している、など評価しています。

判決は、死刑の選択も考慮すべき事案と指摘しつつも、
死刑を選択する積極的な事情は認められない旨を述べ、結論として無期懲役としました。
被告人の生活環境の窮状や能力的限界などの事情を汲んだものと考えられます。
http://sankei.jp.msn.com/etc/090325/etc0903251400007-n1.htm

ちなみに同日、アムネスティ・インターナショナルは
2008年世界の死刑執行数を発表しました。
日本は北朝鮮と並んで15人で10位。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2585899/3954921
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=626