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from: caminoさん
2010年05月23日 19時32分37秒
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信用に対する罪
久しぶりの更新です。
これからもよろしくどうぞ!
法律の勉強は真理の探究というよりは、知恵の習得という面が強いと思う。「なるほどねー」という。
例えば政治家とかが、何度も発言を翻したりして、げんなりするじゃない。でも、ぼくは、なんかその人を責める気にならない。刑法の偽造罪の考え方がちょっと似ていて、参考になると思う。
刑法には、偽造罪というのがあって、例えば偽札とか偽造文書とかを作ることは、犯罪になる。貨幣とか、文書とかに対する「信用」を「保護」してるんです。
なので、犯罪となるには、偽造行為が「信用」を損なうことが必要とされてます。
まずそれは、本物らしく見えることが必要。
でなければ、そもそも誰も信用しないから、犯罪として処罰する必要はない、からね。
そして偽造された文書を、さらに偽造しても、新たに犯罪にはならない。
偽造文書は、すでに信用が損なわれているから、さらに保護する必要はない、と。
で、政治家の発言がコロコロ変わってイラっと来たとき、ぼくらは以下のように検討すべきなんじゃないかと思う。
まず、そもそもその人物を、誰か信用してたのか?
誰も信用してなかったのなら、わざわざ怒るに足りない。
(とはいえ実際はかなり高い支持率だったので)
次に、誰か信用していたとしても、繰り返された背信行為に何度も怒る必要はあるのか、と。
2度目以降の発言は「またか」とは思うが、怒るに足りないんじゃない。もう保護すべき信用はないので。
というわけで、あまり責める気にはなれないね。ご本人は。-
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