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from: caminoさん
2010年07月15日 22時48分15秒
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外側を向いて
essaさんというアルファブロガーを、みなさんもうご存じでしょうか。ぼくは記事を毎回楽しみにしています。
読んでみてすぐに気づくのは、言い回しがとても素敵ということ、キャッチーなんすよね。見出しや何かが。他にも例を挙げたいところですが、それはブログをお読みいただくとして…
今日見つけたのは、この文句。
「外側を向いて輪になって手をつなぐ」
素敵。http://d.hatena.ne.jp/essa/20090524/p1
essaさんは集団の理想的なあり様についてお書きになってます。同意。というか記事の中身と、この見出しだけ見て想起したぼくの体験とが一致した。というか正確には「そっか」という感じ。そういう事を俺は考えていたんだな、という風にここで初めて気付いた。(essaさんの記事は毎回のようにこの感覚をもたらす。潜在的な疑問を明らかにしてくれる上に、指針も示してくれる。すごい)
さて、一致したという体験とは、ぼくがライフセーバーをしていたときのこと。
夏が来てプールが開業すると、まずちょっとした研修が行われる。救急車の誘導と経路の確保です。超大事。結構広いプールなので。
ライフセーバーがあらかじめ決められた経路に沿って2列に並び、その間を救急車が通るという算段。
でね、初めてやるときはさ、内側を向いちゃうんですよ。
車幅はちゃんと空いてるかなとか、救急車はどこから入って来るのかなとか、おっかない職員はどこかなとか考えてるとね。不安だから仲間がいる方を向くというのもある。浮き足立っちゃうんだな。
でも違う。経路を確保するっていうのは、外側を向いてないと出来ない。お客さんを経路に入れないように制止したりせにゃならんし。
だからみんな外側を向くようにと教わる(手はつながないけど)。互いは見えないが、各々がなすべきことをなすわけだな。細かいことだけど、そのとき、なるほどなぁと思ったよ。今でも鮮明に覚えている。
俺はこっち止めるからそっち頼むよ、と。背中を預ける感覚がそこにはある。実際に本番はそういう感じになるんですよ。大げさに言うとね。
プールってそうやって運営されてる。外側を向いて輪になって手をつなぐ。仲間に背中を預けて、死角を無くす。
うん、悪くない。
ぼくらは季節が過ぎると散り散りになる。
みんな今頃、なにしてるんだろう。
やるべきことをやってんだろうか。
なかなか顧みる時間が取れないが、こちらはこちらで、やるべきことをやるしかないか。-
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