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  • from: caminoさん

    2012年06月07日 09時34分42秒

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    信用と信頼

    の違いをきちんと調べたわけじゃないが、2つは全くの別ものと勝手に考える。

    お金を貸すことを信用を与えると言う。信用不安とか信用収縮とか言う。信用は、その時々の環境で揺らいだり、収縮したりするもののようである。「この額なら大丈夫」という限定的な期待が信用。

    これに対して信頼のほうは?
    ハインラインに言わすと、ちょっとだけ信頼するということはありえない由。(それはちょっとだけ妊娠しているということがありえないのと同じであるという。) 無限定の期待が信頼。

    例えば、松井の昨年の打率は.251だから今季は契約更新しない、というのは信用の問題。信用の限界は打率で変動する。

    これに対して信頼は変動しない。例えばファンは松井を信頼しているので、大舞台になるほど打つ、と思っている。限界はない。

    思うに信用が、あるひとが他のひと与えるものであるのに対して、信頼というのは単なる事実状態である。単にそこにあるかないかである。だから信頼には限界がない。根拠もない。われわれはそれをただ発見する。

    どっちがどっちというとネーミングの問題とも思うが、一応区別は可能かと思う。
    しかし、まあ自分で選べるものじゃないからね。そこにあって、それに気付けたらラッキー。

    松井は手首を折ったとき、周囲の人々に言った。
    「なんとかするから心配するな」
    信頼する人もしない人もいる。

    数字をドライに分析して信用性を判断するのが洗練されたプロなのか?多分そう。
    しかし分析には技術的な限界がある。そうであれば数字に現れないが、頑として存在する信頼を発見することもまた必要。というか、ひとつの楽しみと思います。

    松井の打率はいまだ低迷。ヤンキース戦では3号を見たい。

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