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from: おっちさん
2011年04月21日 01時58分54秒
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災害時のために、やっておきたいこと〜去勢・避妊〜
今回は「去勢・避妊」について。
結論から申し上げると、よっぽどの理由がない限り
去勢・避妊手術はしましょう、ということです。
今回地震による家屋の倒壊・津波・放射能漏れ事故などで
犬や猫を置き去りにせざるを得なかったり
避難所に連れていけたものの、他の被災者とトラブルを
生んでしまっている例を多く耳にしました。
鎖でつないだまま置き去りにすると餓死する可能性が出てきます。
かといって鎖を外せば、餓死は免れるかもしれませんが
病気の感染やケンカ、妊娠の可能性などがでてきます。
たとえ出産しても、まともに食事をしていない親は
お乳が十分に出ないこともあるでしょう。
かろうじて育てば、今度はその地域には野良犬が増え、
さらなる感染やケンカなどの危険性が高まることになります。
つまり…。あっという間に終わる命や、望まれない命が
誕生してしまうかもしれないのです。
避妊していない女の子が発情期を迎えれば、去勢していない
男の子たちは本能的に女の子を追いかけ回すでしょうし、
複数の男の子が争ってケンカになることもあります。
また、去勢していない男の子は争いを起こしやすいので
女の子の発情に関わらず、男の子同士の接近は危険です。
万が一同伴避難できたとしても、似たようなことが
避難所という狭いコミュニティーの中で発生します。
(野良にだけはならずにすむかと思いますが)
ケージに入れておいても、女の子の発情期のニオイに
切ない声を上げたり、ケージから出たくて騒いだり。
生や性に関する部分に踏み込むことは、タブーのように
思われる方、かわいそうに思う方もいると思いますが、
去勢・避妊していないと、生殖器系の病気の発症率も高まります。
愛玩どうぶつの多くは、そもそも人の手や智恵を介在して
誕生する命です。人が管理できない状態で繁殖することは、
人との共存において、多くの問題を引き起こしたり
不幸な目に遭わせることにつながります。
今回、被災されていない方々も、
いま一度、ご家族で検討してみてください。
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