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from: もっくんさん
2009年05月30日 19時33分07秒
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個別労働紛争解決研修
みなさん、こんばんは。名古屋で個別労働紛争解決研修という研修を受講してきました。http://www.jirra.org/info/funso/ind
みなさん、こんばんは。
名古屋で個別労働紛争解決研修という研修を受講してきました。
http://www.jirra.org/info/funso/index.html
2泊3日ですが、一昨日の午後から今日の午前までだったので、実質2日間の研修でした。
受講生の大半は、労働審判の審判員の候補者ということでした。
1時間半を1時限として、学者が担当する労働法の法令の講義が6時限と弁護士が担当する労働審判の事例の講義が4時限でした。
法令の大半は社労士試験の受験勉強の範囲内ですが、範囲外のことでは、解雇権乱用や雇い止めにそれが類推されることの講義がありました。
(社労士試験の勉強で労働法はかなり詳しくなれるが、解雇関係が足りないので、受験後は解雇関係の勉強が必要だと思う。解雇は紛争も多いので重要だと思います。)
労働審判員を目指す人向けなので、労働審判が中心でADRについての説明は少なかったです。
労働審判の制度の概略などの説明がありましたが、「紛争の実情に即した迅速、適正かつ実効的な解決を図ることを目的とする。」ため、裁判は白黒はっきりさせるために、かどばったものになりがちですが、労働審判は、白黒はっきりしなくても実情にあった柔軟な解決が図られているようです。
説明を聞くと、思ったより労働者にとって、使いやすそうな制度のように思えました。
(ただ、3回以内で決着させなければならないため、最初から予想される争点をはっきりさせ証拠をそろえたうえで主張しなければならず、弁護士に頼らざるを得ないので、弁護士費用がかかるという欠点もあります。)
企業側の弁護士の講義のなかで印象に残ったのは、「企業側の弁護士といっても、企業の立場に立ってばかり考えていたのでは解決しない。事案を中立に考える必要がある。中立な立場で考えるということは非常に難しいことでなかなかできることではない。そこで、まず企業の立場で考え、次に労働者の立場で考え、もう一度企業の立場で考えるというように何往復かしてみる。」とおっしゃっていました。
労働審判の進めかたや弁護士の考え方が少しわかり、有意義な研修でした。
審判員候補の方向けの基礎研修なので、法令の時間が多く、事例の時間が少なかったのが、残念でしたが、7月以降応用研修が予定されています。
こちらは、基礎研修の修了者と社会保険労務士が実務のスキルアップを図る上で最適と案内されています。
少し実務経験を積んでから受講してみようかと思いました。
そういえば、RisingSunさん、
労働者側の弁護士さんが、「労働関係の裁判では労働者側の代理人をしている。 企業の顧問もしているけど、労働関係の裁判では企業の代理人にならないことを企業にも言って、納得してもらっている。」とおっしゃっていました。
たぶん、労働者側といっても、他の会社の労働者ということだと思いますが、労働者側の特定社労士を目指すうえで、参考になるかもしれないスタイルかと思いました。
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みさと、
from: もっくんさん
2009年05月31日 00時28分45秒
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「Re:Re:個別労働紛争解決研修」
> 確かにそうですね。理想的だと思います。僕の目指すところとしては。ですが、最近自分の身に調停とか訴訟というものがちらついてまして(決して離婚とかではありません(笑)、住居の賃貸借契約で大家ともめているわけです。
> こっちが申立人(原告)ということになるわけですが。
> 訴訟はむずかしいです。最近弁護士や裁判所に行くことが増えましたがつくづく裁判の難しさを実感します。
>
> だからといって、特定社労士に対するものとか、自分が目指すものがぶれるわけではありませんが、自分自身の心構えとして、もっともっとシビアに取り組まなければと思うところです。
事情はわかりませんが、ご自身の問題で裁判とは大変ですね。
転居しなければ、大家とは付き合いが続くのでしょうし。
RisingSunさんは、目指すところが明確で力強いですね。
文章から伝わってきます。
目標に向かって頑張ってください。
特定社労士の仕事のことは、労働関係を専門とする社労士なら知っておかなければならないと思うので、特定社労士の資格取得を目指すかもしれませんが、
私は特定社労士の仕事はしない方向で考えています。
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