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from: .虎夢さん
2010年12月27日 09時33分28秒
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道の駅劇場
【転落】 第七話
─一週間後。
二人は音信不通となっていた。
道男は社長との約束通り、都内にある社長宅に向かっていた。
10日前─
会社の中で社長に声をかけられ時、社長はこう切り出した。
「内輪の話しを持ち掛けるようで申し訳ないのだけれど、私には子供がなくてねえ…亡くなった妹の娘を我が子同然に面倒をみてきたんだよ。」
社長は一方的に話し出した。
「そろそろ結婚を考えてもいい歳なのに…男っ気がないというか…」
──
「もし、君さえ良ければ、姪と付き合ってもらえないだろうか?」
「そして出来れば姪と所帯をもって、私の後を引き継いでもらいたいんだよ」道男は最初は戸惑ったが、その場は明確に返事をせず、─お会いするだけでもお会いします。─とだけ社長に伝えた。
そして今、社長宅の玄関前に立っている。
道男の頭の中にはもう千美の面影は無かった。
このまま自然消滅しても構わないとさえ思えていた。
コメント: 全13件
from: 一鶴小僧さん
2010年12月29日 23時09分42秒
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「Re:スモカさん/道の駅劇場」
我が道こそ王道ですから(^o^)v
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野花、