そんな気分…

あるものを読んでいて、俺って思いやりも優しさもない男なんだなって気がしてきて…。正直、子どもの頃から人付き合いが苦手だった…というか、なかった…中学生の頃は特に…。反抗期がなかったオイラは母親(←近所で有名な教育ママゴン)の目を気にして引きこもって勉強ばかりしてた。ま、勉強は嫌いぢゃなかったけど。実際、友達に阪神巨人戦に誘われたときも、オイラは行かせてもらえなかった。小遣いはなし、お年玉は全額没収(←後に親の借金返済に充てられた)だから、電車代もなかったしね。中学生になってすぐ仲良くなった友達３人で同じ自転車を色ちがいで揃えようってなった。オイラは「赤」。珍しく承認がおりたとおもったら、おかんが買ってきたのは「シルバー」だった。おかん曰く「赤は不良の色です!!」おかげでオイラは裏切者扱い。そんなこんながいろいろあって、オイラはあんまり学校以外で友達づきあいをしなくなった…。高校でもあんま、変わらなかったな…。
そんな暗い青春時代を送ったせいか、大人になっても空気が読めないって言うのか、相手の感情が読めないし、読めてもどう対応していいかわかんない。自分の独りよがりな考えを押し付けて満足しているようなところがあって、それがいつも彼女とかに振られる原因らしい。
人生も楽しいなんて思ったこともない。その寂しさを誤魔化すためにでかいこと言って、地に足つけず生きてきたんだな。そんなやつが塾で子どもたちを教えていて、子どもたちがよくなるはずがない。ぺてん師の素養はあるみたいだから、最初は子どもたちも騙されて頑張ってくれるのだが、そのうちメッキが剥がれちゃう…。
オイラは人の痛みに鈍感で弱い…

強くなりたい！人生の楽しみを謳歌したい!!そして人生ってこんな楽しいものだから、お前らも頑張れよ!!って言ってやりたい!!

人の心に優しい男になりたい！そしてもう間に合わないかもしれないけれど、一人の女性を幸せにしてやれる男になりたい!!

そう決意はしたものの、今ここにいるのは、来月の家賃もないようなカスな男…。

40越えたオッサンが俺はロックスターになるんだって、パンの耳かじりながら、駅前でギターひいているようなもの(←今どきそんなやついね～よ!!)

そう思うと、なんとなくメランコリー…