「Re:新武装２」

ヴェロニカ｢なぜだっ!! なぜ双刃さんは、彩夏さんなんかとコンビを組んでいるんだ!?｣
アリエル｢ど〜してなんです!? 私ゼッタイ納得できません!!｣
レイテ｢ま、まあまあ。二人の言いたいことも、そこはかとなくわかるから。だからヴェロニカもアリエルも、少し落ち着いて。…ね？｣
彩夏｢ほ、ほえ？ なに？ なになに？ あたし怒られてんの？ えと？ あれ？ なんで？ あたしなんかしたっけ??｣
アリエル＆ヴェロニカ｢ワケワカラ〜ン！｣


〜さいかさんとふたばさんと、大理不尽〜

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彩夏｢ほえ？｣

「Re:新武装２」

彩夏｢あ、よっこいしょっと｣
イリーナ｢キィーック｣
イレーア｢負けるかぁ｣

「Re:新武装２」

双刃｢やはり思った通りでした。この武装を扱うには、ある程度のパワーは必要ですが、より重要なのはスピードとバランス感覚ですね。体捌きに重点の置かれたストラーフ mk.２型のヴェロニカには、まさに相応しい装備です｣
レイテ｢……双刃さんスゴい…｣
双刃｢これならノーマル武装のままでも、ヴェロニカ、貴女なら問題なく使いこなせますね。…あら？ どうかしましたか、二人とも？｣
ヴェロニカ｢な…な…な…｣
アリエル｢ど…ど…ど…｣

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双刃｢は…っ！｣

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双刃｢さて…｣

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双刃｢…これが貴女の新しい武装ですか｣
彩夏｢ふぅん…。なるほどなるほど。コイツは、たしかにヴェロニカ向きだぁね｣
双刃｢一目でそれを見抜くとは、さすが彩夏です｣
彩夏｢いんや、言ってみただけ。けどウチのマスターがヴェロニカ向きって言ったら、ヴェロニカ向きってことなんでしょ？｣
ヴェロニカ｢私も、マスターの言葉を信じているつもりだが…。どうだろう双刃さん？ この装備を使いこなすには、どのような武装のカスタマイズが必要か、アドバイスしてもらえないだろうか？｣
双刃｢そうですね。…実際に使ってみないと、それはなんとも言えません。危ないので、貴女たちは少し離れていてください｣
ヴェロニカ｢な…!?｣
アリエル｢素体のまま？ いくら双刃さんでも、それはムチャだよ!?｣
彩夏｢いーから。ヴェロニカもアリエルも、ここは双刃の言う通りにしなって｣
レイテ｢そうですね。ほら、イリーナとイレーアも｣
イリーナ＆イレーア｢はーい｣
ヴェロニカ｢…仕方ない｣
アリエル｢…双刃さん。気をつけてくださいね｣
双刃｢ええ。ありがとう｣

「Re:新武装２」

レイテ｢お帰りなさい。イレーア、お散歩楽しかった？｣
イレーア｢楽しかった。あ、ヴェロニカちゃん｣
ヴェロニカ｢ちゃん付けはやめてくれ…いや、そうではなく…。帰った早々で悪いが、双刃さん、少し、私の話を聞いてもらえないだろうか？｣双刃｢はい？ なんです？｣