「Re:天使と悪魔」

トランシェ２｢ホントーに、とことん学習機能ないわね、このバカ悪魔は｣
レイテ｢あ、あの…｣
トランシェ２｢あ、コレの言ったことなら気にしないで。アレな性格だけど実害ないから｣
レイテ｢はあ…｣
トランシェ２｢そんなことより、あんたがレイテね？ あたしはアーンヴァル トランシェ２型のエーファ。今日は彩夏と双刃に会いにきたんだけどさ。悪いけど、あの二人のところまで連れてってくれないかな？｣
レイテ｢お二人のお友達ですか？｣
エーファ｢そっゆこと。あんたが起動するずっと前からのね｣
レイテ｢構いませんが、その…｣
エーファ｢その、なに？｣
レイテ｢それは、次回でいいですか？｣
エーファ｢はいぃ？｣

レベッカ｢お近づきのしるしに飴をあげよう。…君が良い子なら、ね｣
かなえ｢お、おう｣
琴葉｢叶ちゃん、レイテお姉さんの言うことならなんでも聞く、素直な良い子だものね｣
かなえ｢う、うるせー！｣

エーファ｢…尺が足りなくなったのは、やっぱアレのせい？｣
レイテ｢ええ。まあ…｣

〜さいかさんとふたばさんと、悪魔娘登場〜

「Re:天使と悪魔」

レベッカ｢ぎゃん｣

「Re:天使と悪魔」

ｂｉｓ｢アルトレーネ型…。そうか、君がレイテだね？｣
レイテ｢私のこと、知っているんですか？｣
ｂｉｓ｢もちろん、君のようなカワイイ神姫のことを、僕が知らないハズないだろう？ 僕はストラーフ ｂｉｓ型のレベッカ。これからもよろしく｣
レイテ｢…あの、顔が近いんですけど｣
レベッカ｢気にしないでくれ。僕は気にしないから｣

「Re:天使と悪魔」

レイテ｢あのぅ…すみませんが、子供たちが怯えるので、過激なネタは遠慮していただけませんか？｣

かなえ｢…スゲーなレイテ。あのおっかねー姉ちゃんたちに突っ掛かってったぞ｣
琴葉｢それができるのは、可愛い叶ちゃんを守るためかもね｣
かなえ｢う、うるせー…｣

「Re:天使と悪魔」

ｂｉｓ｢…やれやれ。気持ちは嬉しいが、エーファ、キミの愛情表現は、僕には少々刺激が強過ぎる｣
トランシェ２｢なにバカなこと言ってんのよレベッカ。だいたい、そんな三十代後半以上の人限定のネタ、いったいどこで拾ってきたのよ？｣
ｂｉｓ｢ハッハッハッ。僕はなんでも知っているよ。そう、例えば…君自身も知らない、君の心の扉を開ける鍵のありかもね｣
トランシェ２｢…ツブすぞ、アホ悪魔｣

「Re:天使と悪魔」

ｂｉｓ｢ぐふ｣

「Re:天使と悪魔」

ｂｉｓ｢…はるばる来たぜ鮭茶漬け｣

「Re:天使と悪魔」

ｂｉｓ｢…………｣

「Re:天使と悪魔」

かなえ｢……うぅ〜。イテ〜よぉ…｣
琴葉｢大丈夫、叶ちゃん？ 受け身もとらなかったような、スゴい音したけど？｣
かなえ｢…うっ、ううぅ…｣
レイテ｢平気よね？ ファングは強い神姫だから｣
かなえ｢ああ当たり前だ！ オレはガブリーヌ型最強のファング様だぞ！ こ、このくらい、痛くも痒くもねー！｣
琴葉｢あらあら｣
レイテ｢あら？ 誰か来たみたいね｣
琴葉｢天使型と悪魔型の方のようですね｣
レイテ｢ちょっと、怖い感じかしら？｣
琴葉｢たしかに、未熟者の私にさえ察することのできる程の、ただならぬ風格を感じます｣