「Re:天使と悪魔･２」

彩夏｢この悪魔!!｣

〜さいかさんとふたばさんと、悪魔な天使型〜

「Re:天使と悪魔･２」

レイテ｢あの、彩夏さん…。それって……｣
彩夏｢ちょっ、ちょっとエーファ！ そりゃいったいどーゆー意味よ!?｣
エーファ｢さぁてね。自分のＣ･Ｓ･Ｃに手を当てて、じっくり考えてみれば〜♪｣
彩夏｢あ、コラ！ ちょっと待て！｣
エーファ｢そんじゃ、バッハハ〜イ｣

「Re:天使と悪魔･２」

エーファ｢それじゃ、そろそろ行くとしますか。ほらレベッカ、いつまでも死にかけたフリなんかしてないで｣
レベッカ｢…僕のＣ･Ｓ･Ｃは今、猛烈にオールスパークの元に還りたがっているのだが…。いや、かなり真剣に……｣
彩夏｢なんだ、もう行っちゃうんだ？ ゴハンくらい食べてきゃいいのに｣
双刃｢そうですよ｣
エーファ｢んー、それはまた今度にするよ。今日は顔見せに来ただけだし。実はまだ、最終調整済んでないんだよねーあたしたち｣
彩夏｢あ、そうなん？｣
エーファ｢ここも賑やかになって、本格復帰の楽しみが増えたね、これは。それにさ…｣
彩夏｢なによ？｣
エーファ｢誰かさんのお気に入りのレイテちゃんにも会えたし。…いい子じゃない。大事にしなよ｣

「Re:天使と悪魔･２」

レベッカ｢……良い子のみんな。スケボー地獄突きは、訓練を積んだ神姫だけに許された、たいへん危険な芸だ。人間の君たちは絶対真似するなよ。僕との約束だ…｣

ジル｢…けっこう、余裕あるね？｣
レイテ｢…これが最強を誇る、ストラーフ型の防御力、なのかしら？｣

彩夏｢…やれやれ、仕留め損ねたか｣
双刃｢殺しても死なない神姫とは、まさにレベッカを指す言葉ですね｣
エーファ｢頑丈さだけが取り柄のアホ悪魔を一撃で落とすか。さっすが彩夏、ぜんぜん鈍ってないね｣

レイテ｢…なに？ この和やかな空気？｣
ジル｢ぱっと見ほのぼのしてるけど、お姉様たちのＣ･Ｓ･Ｃには修羅が棲んでるよ。芸の修羅が。…わたしには見える！ そしてそこが素敵！｣
レイテ｢ジル…。あなたって子は……｣

「Re:天使と悪魔･２」

レベッカ｢ぎゃぷらん｣

「Re:天使と悪魔･２」

レベッカ｢おっとと…。やあ彩夏。君も再会の抱擁がお望みなんだね？ そんな君の元へ、僕は今、飛んでいく｣

「Re:天使と悪魔･２」

レベッカ｢久しぶりだね、双刃。そんなに強く抱きしめなくても、僕はどこにも行きやしないよ。おいおい、エーファもか？ ハッハッハッ。困ったお嬢さんたちだ。いくら僕でも、二人のお相手は同時にはできないよ｣

「Re:天使と悪魔･２」

レベッカ｢愛しい神姫の呼び声に、応えてあげようストラーフ。武装神姫レベッカ。華麗に美麗にただいま参上｣
レイテ｢ひょえっ!?｣
ジル｢わっ!?｣
レベッカ｢美しいお嬢さんたち。僕に惚れると…火傷するよ？｣

「Re:天使と悪魔･２」

レイテ｢彩夏さん双刃さん、お客様ですよ｣
ジル｢わ！ 天使型のお姉様だ！ カッコイイ〜｣
エーファ｢うぃーす｣
彩夏｢うぃーす｣
双刃｢久しぶりですね、エーファ。素体のカスタムにしては、ずいぶん時間がかかりましたね？｣
エーファ｢ひっさしぶり双刃。いや〜それがさ、カスタムついでに、装備一式含めてフルメンテしてもらってたのよ。おかげで肩が軽い軽い｣
彩夏｢ま、あんたも年だからねぇ｣
エーファ｢あんたよりは年下だ。でも、ま、今回だけは好きに言わしといてあげるよ。しばらくマスター独り占めできたしね。どおぉだ、羨ましいか？ テッカマンブレードぉ！｣
彩夏｢…あんたはコルベット准将かい？｣
ジル｢なんだかフレンドリーなお姉様だね？｣
レイテ｢でもいいわね。ああいうの｣
ジル｢うん！｣
双刃｢そういえばエーファ、レベッカは一緒ではないのですか？｣
エーファ｢ありゃ？ さっきまでいたんだけど。まーたカワイイ神姫のお尻でも追いかけ回してんのか、あのアホ悪魔は｣