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from: スタコラさん
2011/01/22 13:09:59
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姉バトル・3
レベッカ「おいおい、ウソだろ? 彩夏がクリーンヒットをもらったぞ」
ジーナ「…優雅さの欠片もない、泥臭いバトル。なのに目が離せないなんて……。ワタクシ、どうかしてしまいましたの?」
レベッカ「それにしても彼女、ずいぶん手札が多いな。あれも新型故の性能なのか?」
あかね「いや。少なくともワタシの知ってるレイテは、パワーもスピードもあるが、とにかく不器用でさ。真っ直ぐ突き進むことしか知らないヤツだった。それなのに、いつの間にかあんなマネができるようになってるなんてな」
レベッカ「なるほど、意外性か。そしてそれは、彩夏にも予想外だった。つまりこれこそが、彼女の勝利への筋書き、か。どうやら彼女、かなり以前から、彩夏とのバトルを意識していたみたいだね」
エーファ「…あの子、欲張りなのよ。ホッント、イライラするくらいのさ」
コメント: 全12件
from: スタコラさん
2011/01/22 14:02:06
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「Re:姉バトル・3」
彩夏「あ〜肩凝った。やっぱパワーだけは有り余ってる新型の相手すんのは疲れるわ」
双刃「お疲れ様、彩夏。いいバトルでしたよ」
ジル「うん…。彩夏お姉様、とっても強かったよ…」
双刃「ジル?」
ジル「でもちょっとだけ…怖かった…」
双刃「……」
あかね「いやしかし熱いバトルだったな! このままウカウカしてたら、ワタシたち、本当にお局神姫になっちまうかもしれないぞ?」
ジーナ「そんなことはございません! これから一花でも二花でも、ワタクシ、見事に咲かせてみせますわ!」
レベッカ「本気の彩夏を、僕は久しぶりに見たような気がするよ。彼女、これからどこまで強くなるのか、楽しみだな」
エーファ「あんた、つくづくアホ悪魔よねぇ。自分の実力も考えないでバトルして、あっさり負けちゃった子の、いったいなにが楽しみなのよ? ま、身の程知らずの天然なのです娘には、これがお似合いの結末…」
彩夏「おいっ!」
from: スタコラさん
2011/01/22 13:28:29
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「Re:姉バトル・3」
彩夏「…やるじゃない」
レイテ「…お、驚き…まし、たか…彩夏、さん…? それ…とも、私…相手、では、本気…出せ…ません、か…?」
彩夏「あたしは、誰が相手でも手加減なんてしないし、誰も、特別扱いなんてしないよ」
レイテ「それ、を…聞いて、安心…しま、した。さあ…決着、を…付け、ましょう!」
彩夏「合わないスタイルで闘って、身体に負担かけて、あんた、もう自滅寸前じゃない? そんなに無茶して、急いで、そこまでして、あたしに勝ってどうなるっての? …あんた、いったいなにがしたいのさ?」
from: スタコラさん
2011/01/22 14:56:39
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「Re:姉バトル・3」

彩夏「…まったく、このお気楽娘は。普段なに食ってりゃ、こんなに重くなるんだか……」
エーファ「……やっと妹って呼んだね、あいつ。ホント、いちいち面倒な奴…」
レベッカ「やれやれ、今回は損な役回りだったね、エーファ」
双刃「今回のバトル、どうして彩夏が受ける気になったのか、不思議に思っていましたが、エーファ、貴女が裏で動いていましたか」
エーファ「人聞きの悪いこと言わないでよ双刃。あたしはさ、ただ、バトルに勝ったら一杯おごってやるって言っただけよ。…ホンット、あいつ見てるとイライラする! なぁにが、あたしは誰も特別扱いなんてしない、よ! そんなことしてくれって、いったい誰が頼んだってのよ!」
双刃「ですが、それが」
あかね「ああ」
ジーナ「彩夏ですから」
エーファ「…わかってるわよそんなこと。だから余計イライラするの!」
レベッカ「彩夏には必要ないようだが、どうやらエーファ、君には少々のアルコールが必要みたいだね。僕でよければ、いくらでも付き合うよ」
エーファ「ありがと…アホ悪魔」
ジル「…わたし、お姉様たちがなにを言ってるのか、ぜんぜんわからないよ」
双刃「ジル、貴女にも、いずれ分かる時が来ます。焦る必要なんて、どこにもありませんから。今はただ、自分に理解できることから、少しずつ、悩んでいけばいいのです」
ジル「うん」
〜彩夏とレイテ〜
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