「Re:幻獣コンビ」

マリーセレス｢あ、どもども〜。わたしマリーセレス型のウナ。ロボットじゃないよ〜、テンタクルス型武装神姫だよ｣
ユノ｢ま、ちょっと変わった奴だけど、これでも私の大事な相棒だからさ！ 仲良くしてやってくれよ！｣
ウナ｢よろしく〜｣

ジル｢…どうしよう、リズ？｣
リズ｢先行き不安な連中ですわね。…でもまぁ、来てしまったものは、仕方ありませんわね｣
ジル｢そ、そうだね？｣
リズ｢それに慣れてしまえば、あれもちょっとしたかくし芸に、見えてこないことが、ないとも言い切れませんし…｣
ジル｢人間の最も恐ろしい性質の一つは、どんな状況にも慣れてしまえることだって、だれかが言ってたけど…、それって、わたしたち神姫でもそうなのかな？｣
リズ｢さあ？ わたくしには分かりませんわ｣

〜なんかもうグダグダ〜

「Re:幻獣コンビ」

マリーセレス｢？｣
リズ｢くっ首がぁ!? グルンって！ 今グルンってえぇ〜!!!!｣
ジル｢うわあああああ〜ん!!｣

「Re:幻獣コンビ」

リズ｢……あの…もし…？｣
ジル｢えっと…、とりあえず、ツンツンしてみよ…｣

「Re:幻獣コンビ」

マリーセレス｢…ふんぐるい･むぐるうなふー･くとぅるふ･る･りえー･うが=なぐる･ふたぐん……｣
リズ＆ジル｢はうわっ!?｣

「Re:幻獣コンビ」

ジル｢それで、こっちのマリセレちゃんは？｣
リズ｢先程から、ピクリとも動きませんわね。…もしや、セットアップに失敗してしまったのでは？ だとしたら大変ですわ!?｣
ユノ｢いや、そんなことはないと思うけど？｣
マリーセレス｢…ふ……く…る………ぐん…｣
ジル｢あ！ ホントだ。なにか言ってるよ、この子！｣
リズ｢それで、なんと言っています？｣
ジル｢えっと…｣

「Re:幻獣コンビ」

リズ｢ですが、なかなかやりますわねシュナイダー｣
プロキシマ｢だれがウマゴンか!?｣
ジル｢じゃあ、人馬兵！｣
プロキシマ｢プロマキス違う！ プロキシマ｣
リズ｢あら、なかなか良いノリしていますわね｣
プロキシマ｢私の名前はユノ。プロキシマ型のユノ。とにかくヨロシク！｣

「Re:幻獣コンビ」

プロキシマ｢よ！ はじめまして！｣
ジル｢わ！ もう箱から出てたんだ！ 素早いね！｣
プロキシマ｢この機動力の高さこそが、プロキシマ型の特徴なのさ！｣
リズ｢…残念ですわね。でもまぁ、いいですわ。わたくしだって、本気で放置したままにしておくつもりは、ありませんでしたし｣

「Re:幻獣コンビ」

リズ｢ということで、月刊武装神姫１月号、プロキシマとマリーセレスをご紹介いたしますわ。そもそも、今回の神姫のモチーフとなっている幻獣とは…｣
ジル｢ねぇリズ｣
リズ｢なんですの？ これから、長い長いお楽しみターイムが始まるところだというのですのに｣
ジル｢この箱の中、武装しか入ってないよ？｣
リズ｢あら？ 本当ですわね。神姫本体は、いったいどこに…？｣
？｢おーい！ こっちだ、こっち！｣

「Re:幻獣コンビ」

ジル｢そんなことしようとしてるのがバレたら、彩夏お姉様に嫌われちゃうかもね！｣
リズ｢なっ!? さ、彩夏様は関係ありません！ それよりわたくしと一緒に行きますの？ 行きませんの？｣
ジル｢もぉ。しょうがないなぁリズは｣