「Re:夢は大きく…」

オマケじゃ。

「Re:夢は大きく…」

ヴェロニカ｢うああああ〜っ!! 姉さんのおっぺけぷ〜！｣

レベッカ｢おっぺけ？｣
アリエル｢…レベッカ姉さんがストラーフ型だってこと、私、今やっと理解しました｣
レベッカ｢ハッハッハ。僕は天使のような悪魔型さ？｣
エーファ｢……萌え〜｣

〜理想と現実〜

「Re:夢は大きく…」

レベッカ｢うん？ 少し小さくなったかな？｣
ヴェロニカ｢あ…あああ……｣

「Re:夢は大きく…」

レベッカ｢ほら、見てご覧よ？ 素体が換わっても、僕は僕のままだろう？ 大切なのは、見た目ではなく中身なんだ｣
ヴェロニカ｢あ…あう…あ、ああ、そうだ…な……えぁ｣
アリエル｢……萌え〜｣

「Re:夢は大きく…」

ヴェロニカ｢そ、それを返してくれ…。それは、私の夢…。最後の……希望なんだっ！｣
レベッカ｢ダメだね。君の頭が冷えるまで、これは僕が預かっておくよ｣
ヴェロニカ｢そんな……｣
エーファ｢べつにいーじゃないそれくらい？ 好きにさせてあげれば｣
レベッカ｢いくらエーファの頼みでも、これだけは聞けないな｣
ヴェロニカ｢何故だ!? 何故姉さんは、私の夢を奪う！ そんな権利、姉さんには…｣
レベッカ｢落ち着いて、よく聞くんだヴェロニカ。…いいかい？ 君は、今でも十分素晴らしいけど、これからもっともっと素晴らしくなる可能性を秘めた神姫なんだ。そんな君が、つまらない劣等感に心を捕らえられ、輝く未来への可能性を、今、自らの手で摘み取ろうとしている。…他の誰が許しても、僕はそんなこと、絶対に許さない｣
ヴェロニカ｢姉さん…。姉さんは私のことを、そんなにも大切に想って……｣
レベッカ｢僕の気持ち、わかってくれたかい？｣
ヴェロニカ｢ああ。私が愚かだった。姉さんの暖かい気持ちに触れて、私のＣＳＣは、かつてない程、今、穏やかだ…｣
レベッカ｢わかってくれて僕も嬉しいよ、ヴェロニカ｣

アリエル｢…で、マスターを使い潰したことは、結局みんなスルーなんですね｣

「Re:夢は大きく…」

レベッカ｢…まったく、なにを騒いでいるのかと思えば｣
ヴェロニカ｢あっ!?｣

「Re:夢は大きく…」

ヴェロニカ｢これを我がカスタム素体に装着した瞬間にもたらされる、超絶的な破壊力といったら……。ハハハ…どうなっても、私は知らないぞ!!｣
アリエル｢…姉さんにフルフラット呼ばわりされたの、まだ気にしてたんだ、ヴェロニカ｣

「Re:夢は大きく…」

ヴェロニカ｢これを見てくれアリエル！ ただひたすらにマスターを酷使して、ついに完成した私の新装備を!!｣
アリエル｢ヴェロニカ…。正直は美徳だけど、ちょっとくらいは言葉を飾ろうよ｣