「新技」

ウナ｢触手の召喚！｣
琴葉｢シツリョウヲモッタザンゾウジャト〜!!??｣
かなえ｢おおー。こいつは、テンタクルス型のウナならでは技だな｣
琴葉｢コレハ技ニアラズ！ 魔術ジャ〜!!｣

〜バトル、新次元〜

「新技」

かなえ｢それじゃ、始め｣

琴葉｢あ…、ちょちょっと待って！｣
ウナ｢…む〜ん……む〜ん……む〜ん…………｣
琴葉｢あの！ だからね!?｣
ウナ｢む〜ん!!｣

「新技」

琴葉｢それじゃ、始めましょうか？｣
ウナ｢よしこ〜い！｣
かなえ｢武装しなくていいのか？ 琴葉の奴、バトルじゃ絶対手加減なんてしないぞ？｣
ウナ｢だいじょぶだいじょぶ。この技、武装関係な〜いから｣
かなえ｢変わった技だな？ ウナ、お前そんなモン、どうやって覚えたんだ？｣
ウナ｢えとえと〜、ご主人様の『夢のお宝ボックス』のいちばん底のほうにあった、なんだかよくわらかない本に書いてあったの〜｣
琴葉｢…え？ それって、禁書の……｣
ウナ｢本読んだら、わたし、正気度がたくさんた〜くさん減っちゃったけど、ドンマイドンマイ〜ってことで！｣
かなえ｢お前に正気度なんて、最初からあったのか？ …ま、いいか｣
琴葉｢叶ちゃん…。そこはよくないと思うの｣

「新技」

かなえ｢お！ だったら、オレとバトルしてみるか？｣
ウナ｢そんなそんな、おやびんを実験台にするなんて、恐れ多い〜｣
琴葉｢なら、私となら？｣
ウナ｢お〜。それはグッドなアイデア〜｣
琴葉｢でも、大人しく実験台になるつもりはないからね？｣