「Re:ハイパーモード」

サン｢卑怯者｣
リズ＆ハル＆アキ｢たしかに｣

〜ベルンシリーズのフェイスカスタムなんて、もう絶対ムリ〜

「Re:ハイパーモード」

ヒュー｢……｣
サン｢…………｣

「Re:ハイパーモード」

ヒュー｢……｣
サン｢……｣

「Re:ハイパーモード」

ヒュー｢……｣
サン｢……｣

「Re:ハイパーモード」

リズ｢ところで、ハルにリペイントの同型がいるということは、当然、ヒューにも…？｣
ハル｢ジールベルン サファイア型のサンね｣
アキ｢サンなら、そこに居るよ｣

「Re:ハイパーモード」

ハル｢まぁということで、お姉たま、これがハイパーモードの正体、オール２ことアキっス｣
アキ｢オールベルン ガーネット型のアキです。リズお姉さんのコトは、オール１…ハルから、いろいろ聞いてるよ｣
リズ｢よろしくお願いしますわ。…ところで、ハルはわたくしのことを、どのように言っていました？｣
アキ｢聞きたい？ どーしても？｣
リズ｢……遠慮しておきますわ｣

「Re:ハイパーモード」

ハイパー･ハル？｢…って、よーやく出番が回ってきたってゆーのに、おバカなコトさせないでよオール１｣
ハル｢でもオール２だって、このノリ、嫌いじゃないっしょ？｣
ハイパー･ハル？｢そりゃそうだけど…。ってゆーか、こんなありがちなネタ、いまどきだれも引っ掛かったりしないでしょーが｣
ハル｢いや、お姉たまなら、うっかり信じ込んでくれるんじゃないかな〜って｣
ハイパー･ハル？｢んなアホなこと、あるワケないって｣

リズ｢…ホ、ホホ……わ、わたくしは、と、当然、はじめから、す、全てお見通しでしたわ｣

「Re:ハイパーモード」

ハイパー･ハル？｢ピンクの髪は情熱のパッション！ オールベルン･ハイパーモード、ここに参上！｣

リズ｢……オオゥ｣

「Re:ハイパーモード」

ハイパー･ハル？｢ハイパー!!｣

「Re:ハイパーモード」

ハル｢はあああぁ…｣

「Re:ハイパーモード」

ハル｢お姉たまには、やっぱり最初に見てもらいたくってさ。…だけどあまりのカッコ良さに、私に惚れ直すなよぉ｣
リズ｢…惚れ直すには、前提として、わたくしがすでにハルに惚れていなくてはなりませんが……。ま、まぁいいでしょう。とにかく、やってみせてください｣
ハル｢あいあいさー｣

「Re:ハイパーモード」

ハル｢厳しい修行の末！ 私はついに！ バトル物の華！ ハイパーモードを！ 手に入れたのだったぁ!!｣
リズ｢なんとぉ!?｣
ハル｢はい！ ここで拍手！｣
リズ｢お黙りなさい｣

「Re:ハイパーモード」

ハル｢…と、いつもなら、ここで終わっちゃうところだけど｣
リズ｢はあ？｣
ハル｢でも今日の私は、ちょっと違うんだなぁ｣
リズ｢なにか、わたくしにバトルで勝利する、秘策でもありまして？｣
ハル｢ヌッフッフゥ〜｣

「Re:ハイパーモード」

ハル｢はぁ…、まだまだお姉たまには敵わないか。やれやれね｣
リズ｢と言いつつ、わたくしの動きは見えているようでしたわね。あと一息ですわ、ハル｣
ハル｢ま、なんとか目で追えるようにはなったけどさ。身体が追いつかないよ｣
リズ｢フフッ。風を感じるのです｣
ハル｢またお姉たまは、ワケわかんないこと言って…｣

「Re:ハイパーモード」

ハル｢……降参｣

「Re:ハイパーモード」

ハル｢このっ！ いつまでも同じ手が…｣

「Re:ハイパーモード」

リズ｢せっ｣
ハル｢っとと!?｣