「Re:新たなる力」

レベッカ｢……彩夏。僕のヴェロニカに、取り返しのつかない事をしてくれたな。…君だけは、絶対に、許さない……！｣
彩夏｢ほ、ほえ？｣

〜そして血のオーシャン〜

「Re:新たなる力」

アリエル｢……ム〜シ〜…ムシムシム〜シ〜。……ウフフフフフ………｣

ヴェロニカ｢ところで、姉さんは何処に？ その……姉さんに…褒めて、欲しかったの…だが…｣
エーファ｢……こりゃ血を見るかなぁ｣

「Re:新たなる力」

エーファ｢…あ〜、死ぬかと思った｣
ヴェロニカ｢今の私では、５体を召喚するのが精一杯だがな。まったく、彩夏さんは実に素晴らしい。10体ものモルガを瞬時に呼び出せるとは。同じ芸を身につけて初めて、それが心の底から理解できたよ、エーファ姉さん｣
エーファ｢……ヴェロニカちゃん、あんた、目指す強さのベクトル、絶対ネジ曲がってるから｣

アリエル｢…イヤ〜。……ムシは…ムシはイヤ〜………｣

「Re:新たなる力」

ヴェロニカ｢秘技！ 虫雪崩!!｣
エーファ｢あんぎゃ〜!?｣

「Re:新たなる力」

ヴェロニカ｢はあああぁ……｣

「Re:新たなる力」

ヴェロニカ｢はあぁ…｣

「Re:新たなる力」

ヴェロニカ｢っしゃあ｣

「Re:新たなる力」

アリエル｢二人ともガンバってね｣
ヴェロニカ｢任せておけアリエル。…エーファ姉さん、こちらは最初から、全開でいかせてもらうぞ｣
エーファ｢おっし。どっからでもかかってきなさい｣

「Re:新たなる力」

エーファ｢ほいじゃ彩夏との特訓の成果、ちょいと試させてもらおうかねぇ｣
ヴェロニカ｢それはありがたいな。だがいいのかエーファ姉さん？ 今の私は、少々手強いぞ｣
アリエル｢ヴェロニカ、たくさん練習したもんね｣
エーファ｢おー。このエーファ姉さんに、ドーンとかかってきなさい｣
レベッカ｢お手柔らかに頼むよ、エーファ｣
エーファ｢だーいじょうぶだってレベッカ。あんたの可愛いヴェロニカちゃんを、お嫁に行けない身体にしたりしないから｣
ヴェロニカ｢それなら問題ないエーファ姉さん。私は既に、マスターの嫁だ｣
エーファ｢……そう言い切れるヴェロニカちゃんが、あたし、ちょっぴし羨ましいわさ｣