「Re:現状復帰」

レイテ｢この猫ちゃんの名前、ミーちゃんにしようか？｣
イリーナ｢レー姉、それ｣
イレーア｢猫じゃ、ないから｣
レイテ｢え？ でもニャーって鳴くし｣
ミーちゃん｢ニャー｣
レイテ｢ほら？｣
イリーナ＆イレーア｢レー姉……｣

ヴェロニカ｢それと、まったく影響が、ないワケでもない｣
レベッカ｢なるほど｣

〜パラレルのような、そうでもないような〜

「Re:現状復帰」

エーファ｢チッ…。つまんね｣
アリエル｢姉さん…｣

レベッカ｢それじゃあ、結局バトマス２と君たちは、まったく無関係ということなのかい？｣
ヴェロニカ｢ストーリーやイベント的にはそうだが、バトルだけは別だ｣
レベッカ｢よく分からないな？ それはどういう意味だい？｣
ヴェロニカ｢一言で言えば、私たちは幾多のバトルをくぐり抜け、さらに強くなったということだ｣

「Re:現状復帰」

エーファ｢『エーファお姉にゃん。大好きだにゃん』って言ってくんない？ 語尾にハートマーク付きで｣
ヴェロニカ｢だから、そんなこっ恥ずかしいことはしないと言っている！ だいたい、あのイベントのときのマスターの錯乱っぷりは、シャレにならなかったのだぞ｣
アリエル｢『こ〜ん〜な〜ん〜イ〜ヤ〜じゃ〜!!』って叫びながら、本気でリセットする寸前だったし。…でもちょっとだけ、にゃんにゃんヴェロニカたん、見てみたいような気もしますね？｣
レベッカ｢ハッハッハ。たしかに｣

「Re:現状復帰」

エーファ｢ま、言いたいことはわかった。それはそれとして、ヴェロニカちゃんに、一つお願いがあるんだわさ｣
ヴェロニカ｢ん？ お願いとはなんだ、エーファ姉さん｣

「Re:現状復帰」

エーファ｢で、どうだったのよ。バトマス２の冒険は？｣
アリエル｢どうって言われても…｣
ヴェロニカ｢私たちが、実際に経験したのではないからな｣
レベッカ｢うん？ それはどういうことなんだい？｣
ヴェロニカ｢ゲーム内の神姫と私たちは、基本的に同名同型の別神姫という設定だからな｣
アリエル｢バトマス２のシナリオは、記憶としてはあるけれど、感情が伴わないって言うか…｣
レベッカ｢ああ、なるほどね｣
ヴェロニカ｢だから私は、語尾に『にゃん』などと付けたりしないぞ｣

「Re:現状復帰」

エーファ｢お？ 二人ともこっちに戻ってきたんだ｣
レベッカ｢アリエルもヴェロニカもお疲れ様｣