「Re:大いなるＭ」

ウナ｢あ〜んど、ウナサンダー！｣
かなえ｢うおおおおー！ ビームエフェクトが変わってやがる！ チクショー！ 超カッケーぜ!!｣
ヴェロニカ｢ふむ、ビーム発射までのモーションには、精神集中を高めると同時に、どうやら対戦相手にプレッシャーを与える意味もあるようだな。……単なるお笑い神姫とばかり思っていたが、まさか君が、これ程の力を秘めていたとは。フッ…、これは私も、うかうかしてはいられないな｣

ナイア＆ヴィアンカ｢この人たちって、いったい……｣

〜考えたら負け〜

「Re:大いなるＭ」

ウナ｢ウナバスター！｣

「Re:大いなるＭ」

ウナ｢がき〜ん｣

「Re:大いなるＭ」

ウナ｢じゃき〜ん｣

「Re:大いなるＭ」

ウナ｢じゃき〜ん｣

「Re:大いなるＭ」

ウナ｢んん〜ん。馴染む、馴染むぞよよよよ〜｣
ヴェロニカ｢動作は問題ないようだな。…しかし私の目には、やはり近接特化型の武装にしか見えないが、な｣
かなえ｢ウナ、いいからさっさと見せてみろ｣
ウナ｢らっじゃらっじゃ〜｣

「Re:大いなるＭ」

ウナ｢でゅわっ｣

「Re:大いなるＭ」

ウナ｢あとあとそれとそれと、悪魔型のお姉さんの武装も貸してくれたら、完璧〜かな？｣
ヴェロニカ｢私の？ 君が更なる強さの高みを目指すために必要だと言うのであれば構わないが。しかしウナビームと言ったか？ 悪魔型武装が、ビーム兵器の強化に使えるとは思えないが？｣
かなえ｢ま、いいじゃねぇか。とにかくウナのやりたいようにやらせてみよーぜ姉ちゃん｣
ヴェロニカ｢む…それも一理あるな。…いいだろう、好きに使ってくれ｣
ウナ｢お心遣い、痛み入り申す｣

「Re:大いなるＭ」

ウナ｢おやびんおやび〜ん｣
かなえ｢おう。どうしたウナ？｣
ウナ｢あのねあのね、おやびんの武装、ちょこ〜っと貸して欲しい〜の｣
かなえ｢オレの武装？ そりゃ構わねぇけど、いったいなんに使うつもりだ？｣
ウナ｢えっとえっと、御主人様の『夢のお宝ボックス』発掘してたら、ウナビームを強くするメモリー大発見〜。でもでもそれを使うには、ど〜しても、おやびん武装が必要なのなの｣
ヴェロニカ｢メモリ？ ふむ、ガイアメモリのことか？ しかし我が家には、ガイアメモリなど無かったハズだが｣
ウナ｢違う違〜う。メモリ違うメモリー｣
ヴェロニカ｢む…。よくわからないな｣

「Re:大いなるＭ」

ヴェロニカ｢……(以前から思っていたのだが、このおやびん、ナリはチンチクリンなくせに、妙に気圧されるところがある。フッ…、いずれ、本気のバトルをする日が来るかもしれないな)｣
かなえ｢……(この姉ちゃん、なんだってさっきからオレのことジロジロ見てんだ？ もしかして腹が減ってるのか？ チッ…。仕方ねぇ、おやつのあんパン、半分こにしてやるか)｣