「Re:戦乙女の翼」

完全♪
変形♪
がった〜い ダイナミック♪

ナイア｢こいつら……｣
ヴィアンカ｢それより、僕たち最近、後ろ姿でしか出番がないような…？｣
ナイア｢デカルチャー｣

〜誰かが言った。出番があるだけマシ、と〜

「Re:戦乙女の翼」

レイテ｢ダイナミック♪｣
イリーナ｢ちゃかちゃん｣
レイテ｢ダイナミック♪｣
イレーア｢ちゃかちゃん｣
ヴェロニカ｢歌うな！ …まったく、このオポンチ姉妹は……｣
レイテ｢だったらヴェロニカは、どうすればいいと思う？｣
ヴェロニカ｢う…。それは……｣

「Re:戦乙女の翼」

レイテ｢これが天駆ける戦乙女の騎馬…｣
アリエル｢パクるな！｣

「Re:戦乙女の翼」

イリーナ｢可変翼｣
イレーア｢可変翼｣
レイテ｢ね？ スゴいでしょう？｣
ヴェロニカ｢…たしかに君は、ヴァルキリー型神姫。これはこれで間違っては……。いや。やはり、なにかが根本的に間違っているか｣
アリエル｢けど、カッコイイね｣
ヴェロニカ｢それは私も否定しない。だが、コレを武装するのは、少々厄介だぞ｣
レイテ｢まぁ、方法が、ないこともないけれど｣
ヴェロニカ｢ふむ…？｣

「Re:戦乙女の翼」

アリエル｢……VF-25F｣
ヴェロニカ｢……おいおい｣

「Re:戦乙女の翼」

レイテ｢工房の人たち、ちょっと張り切り過ぎたみたいで…。なんて言うか、スゴいカスタムされちゃってて｣
ヴェロニカ｢スゴい？ それはいったい、どのくらいのレベルのスゴいなんだ？｣
レイテ｢元々の形が、ぜんぜん残っていないレベル｣
ヴェロニカ｢まったく、あの連中は…。それは魔改造と言わないか、普通？｣
レイテ｢はぁ…。私、どうすればいいんだろう……｣
アリエル｢レイテ…｣
イリーナ｢でもボク、あれ、スゴくカッコイイと思う｣
イレーア｢ボクも。なんたって、リニューアル版だし｣
アリエル｢リニューアル？｣
ヴェロニカ｢よければ君の武装、見せてはもらえないか？｣
レイテ｢ええ。別に構わないけど｣

「Re:戦乙女の翼」

アリエル｢どうしたのレイテ。ため息なんてついて？｣
イリーナ｢あ、アリエルちゃん｣
イレーア｢ヴェロニカちゃん｣
レイテ｢それが、私の武装なんだけど…｣
ヴェロニカ｢武装？ 君の武装に、いったいなにがあったんだ？｣
レイテ｢最近、少し調子が悪かったから、工房にメンテを頼んでたんだけど…｣
ヴェロニカ｢まさか、修繕不能の不具合があったのか!?｣
レイテ｢ううん。それはなかったみたい。……ただ｣
アリエル｢ただ？｣