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アコギな世界

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公開 メンバー数:22人

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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年06月29日 18時18分57秒

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    Gibsonピック見っけ!在庫切れをかろうじて回避


    こんな小さな小道具だけど〝一期一会〟の縁を感じるものです。
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    米国ナッシュビルの水害による
    Gibson工場停止の影響を受けて
    愛用のフラットピックが在庫切れしていた件。

    見つけましたよ!
    ありましたよ。いやいや、探してみるもんですな。

    あれこれ探索していたら
    あるNetオークションの検索でひっかかり
    関東の某楽器卸店から目当ての商品の出品に出くわし
    結果として、当面使える枚数を確保できたのだ。

    愛用の「Gibson ティアドロップ型ピック PUREの(M)」
    しばらく前からなじみの楽器店で在庫がなくなり
    全国の他店でも同様の状況であった。
    店のスタッフに調べて貰うと、
    それがGibsonナッシュビル工場の水害によるものと判明。

    Netショップなどでも在庫切れ、入荷の見通し不明の状態。
    手持ちの同型ピックが心細くなっていたワシが
    〝おいおい、どうすんべー〟と苦慮していたところ
    思いもよらず、Netオークションで発見して、無事落札できたのだ。

    海外からの商品の新規入荷の見込がつかなければ
    国内在庫をあたるか、Netオークションなどで
    手持ちの人からの放出を狙う方法が有力だ。

    ものによってはそうそう都合良くオークションに出品されるわけもなく
    それが消耗品だったりすると、不自由この上ないことになる。

    ま、
    無ければ無いでやりようはいくらもあるが
    神経質な人はなかなか代替品で辛抱ができなかったりする。

    今の時代はNetを駆使すれば、
    近場に無くても、たちまち全国津々浦々からの捜索が可能だ。
    現物確認が必要で個体差があるもの(アコギ本体など)以外の小物だと
    デスクトップでカチカチするだけで短期間での入手もできたりする。

    アコギ本体以外の関連商品も実に数多く流通していて
    中には当然、廃番・欠品するものも多いから
    これは手放せないというものは少し多めにストックしておくか
    一旦見逃したら次にいつ見かけるかわからないようなレアものは
    多少無理してでも買っておきたいと考えてしまう。

    百年に満たない、人の短い人生だと
    一期一会の貴重な出会いは割と多い。

    一度だけの出会いや関わりで
    それ以後、二度と会うことのない人もたくさんいるし
    その時だけの体験や風景だって同様だ。

    通り過ぎる行きずりの出来事になんの感傷も持たないタイプの
    人からすれば、「なんて暇人なことを言っているのだ。
    そんなこと気にしている間に、次の新しい出会いを逃してしまうぞ。」

    と言うかも知れない。

    偶然の出会いに神秘性を感じる一方で
    いったんあきらめがつくと意外に淡泊なワシも
    すれ違いの関わりがあった人の名前なんてすぐに忘れてしまうし
    その時は気に入って使っていても、新しい魅力製品があらわれると
    良心の呵責もなく浮気に走る。

    ただ、
    ピックに関しては、いくら形と厚さが同じでも
    使い心地は微妙に違うため、気に入ったものが入手できなくなると
    アコギの弾きやすさに影響がでる。
    ※Pho.→素材辞典より引用

    あまりギター巧者でないアマチュアだからこそ
    そういうものにこだわりがあるのかもしれない。
    ようわ、道具の弱点をテクニックでカバーできないからだ。
    それは、プロのこだわりとは別のものでもある。

    何はともあれ、
    これで、ナッシュビルのGibson工場が生産再開するまで
    手持ちの在庫でフラットピックはOKになった。
    やれやれ、である。σ(^◇^;)

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    ルパン kuni

  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年06月28日 18時10分01秒

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    真夏日でも大丈夫!これが北国の爽やかな夏ライブ

    誰が冷夏予想なんてしたんだ?体温を超えた今年の北国の夏…(汗)
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    腐っても鯛、冷夏予想でも夏は夏…
    事前予想を嬉しく裏切ったサムライブルー同様、
    この夏の北国も冷夏予想を嬉しく裏切って
    いきなりの30℃超えとなった。
    (しかも東の地方ではフェーン現象により37℃だと!)

    とはいっても
    所詮は北の真夏日。
    内地の殺人的な日差しと湿度の攻撃には及ばない。
    (実家のある某県某町では夏の日で42℃というのがあった。年寄りは気絶し、線路は曲がったという。ひぇーーーー(@_@;))

    ネイティブノースマンたちは
    こんな暑さでもすぐにグダグダになる。
    無理もない、6月から9月までロングランのダラダラ汗に耐えてる
    本州人と違い、夏らしい温度の期間なんてほんの少しの間だもの。

    冬の厳寒には耐えられても
    室内の冷えには弱く、すぐにストーブを点けたがる。
    (ストーブといえば…ついこのまえまでこの辺りは
    朝晩ストーブを焚いていたのだから、
    まったくなんて極端な季節の移ろいなんだろ)

    内地生まれの自分も早35年の北国暮らし。
    心もカラダもすっかり北国色に染まっているので
    30℃超えでの「路上ライブ」も
    逆光・直射日光はちと辛い。

    来月7/11開催の、
    隣町の森の中の路上ライブも
    もしもピーカンの真夏日だったりすると…σ(^◇^;)

    ライブ開始の頃にはまさしく太陽は
    真俯瞰で照りつけることになるだろう…・

    ライブの定位置はいつもヒマラヤ杉の木の下。
    太陽の角度によっては
    木陰ができるので、椅子やマイクの位置を
    うまく調整すると、直射日光は避けられるのだ。

    さて、次回の演奏曲は次のように決めた。

    1.感謝(松山千春)
    2.初夏(ふきのとう)
    3.おまえの家(中島みゆき)
    4.きっぷ(かぐや姫)
    5.ひこうき雲(荒井由実)
    6.通り雨(風)
    7.流星ワルツ(ふきのとう)
    8.電話(松山千春)
    9.ホームにて(中島みゆき)
    10.今日までそして明日から(吉田拓郎)


    今回のポイントは、
    ユーミンものを初めて入れたこと。
    彼女、女性にしてはキーが低い。

    かなり低いところから始まって高音部まで
    広い音域がカバーできないと
    歌にメリハリがつかない。

    「ひこうき雲」の場合も、
    淡々と唄う導入部分と、サビの高音部を
    どうまとめられるかがポイントだ。

    松山千春の2曲はともに80年代初期からの選曲。
    70年代にデビューし、いまなお精力的にコンサートやアルバム制作をこなしているが、
    アーチスト人生を振り返って、80年代がいちばん楽しかった、と
    語っているのをどこかのブログで読んだ。

    デビュー後、いくつかのヒット曲さえ獲得できれば
    後はその利子と遺産で細々とでも歌手生活が続けられる
    人も多い中、五十代六十代になっても
    新曲でクリーンヒットを飛ばせるシンガーは素晴らしい。

    今回カバーする
    千春の「感謝」も「電話」もけっしてメジャーなヒット曲ではないが
    充実期の彼らしい意欲的かつ典型的な〝千春の世界〟が感じられる佳曲だ。

    中島みゆきの曲…
    「おまえの家」は吉田拓郎の「加川 良の手紙」にも共通するような
    70年代フォークシンガーたちの日常を日記風語り口調的に唄う
    少し長めの曲。間奏のフィンガーピッキングがとても印象的だ。

    音楽が好きでミュージシャンを目指した人で
    実際に飯が食えるようになる人の割合は
    高校球児からプロ入りする人の割合と比べてどうなんだろう?

    どんなにアコギと歌が上手くても
    それだけでプロデビュー出来るわけはない。
    さらに、その世界で20年も30年も生き続けられるなんて。
    考えてみたら、千春もみゆきも陽水も凄い。

    ふきのとうからは季節ものを2曲選んだ。
    「初夏」は地方ローカルソングの典型で、
    随所に地元民なら〝そうそう〟とうなずける描写があり
    ライブ当日、もし立ち止まってくれる人がいれば
    「中(笑)」ならぬ「中ウケ」くらいは取れるんじゃないだろうか。

    Netオークションで手に入れた
    黄ばんでほこり臭い「風」の楽譜から
    今回も一曲歌うことに…

    「通り雨」で伊勢正三が描写する夏の日の風景。
    浴衣がけ 長い髪 通り雨…
    カラカラと 石畳 通り雨…
    風車くるくると音を立てる夜…
    にぎやかなお祭りの人混みの中…

    相変わらずの伊勢の妄想世界。
    胸の小さな女への同情、好きな長い髪にそわそわ…
    正やんとワシの女性の好みって、なぜか似ている。
    長い髪に豊かな胸…そしてかなり年下(恥)

    今回のラストは久しぶりに吉田拓郎で行こう。

    ワシがもっとバリトンの低い声質だったなら
    拓郎に似せて唄えるのに、
    渋くて男らしい声が出せない。
    だから淡々と歌うしかない。

    拓郎初期の名曲「今日までそして明日から」…。
    イントロはKey=Fのハモニカで。
    アコギはCapo=5のPlay=C
    ※Pho.→吉田拓郎ベスト Amazonより引用

    ハンマリングオンやGランなど
    ホブディラン崇拝の拓郎の初期アコギプレイには
    アメリカンミュージックの要素が顕著だ。

    以上10曲、MCもはさんでおよそ45分〜60分くらいのライブになるだろう。
    炎天下ならとても持ちそうもない所用時間だが
    木陰でのんびりと演るから、丁度いいのかもしれないな。


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    kuni ルパン

  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年06月25日 18時43分35秒

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    アコギのまつわる思い出エトセトラ


    母校で唄った〈ザ・ナターシャ・セブン〉…。
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    アコギがらみの想い出はいくつもある。

    その一つ。
    母校での教育実習での話。

    まだあの伝説の就活情報誌「○クルートプック」
    も創刊されていない時代。
    卒業後の進路を決める就職活動は情報不足でままならぬ。
    学校の研究室に残るか、学校職員募集に応募するかと悩みつつ
    せめて資格の一つもと、教職課程を選択した。

    教育実習先は原則、自分の出身中学校だ。
    山あいの田舎町の実家に帰省して、
    昔、通った母校に3週間の実習に出た。

    担当教科は社会。
    当時教わった教師がまだ在籍していた。
    自分と同じように実習に来ていた同級生達とともに
    実習計画を立て、にわか教師の日々だった。

    成人した自分の目に
    後輩である中学生達は幼さの中にも
    美形に育つ要素を備えた女生徒や
    かつての自分たちと鏡写しのような道化者の男子達。

    学園ドラマが流行っていた時代背景のせいか
    教壇に立ち、板書などしつつ、クラスの生徒たちに接すれば
    勘違いもはなはだしい教師願望がムクムクと。

    当時でも教育学部以外で教職課程を取る学生の多くは
    本気で教師になろうなんて考えてはいなかった。
    教員免許でももっておけば、
    いつかなんかの時に役立つだろうくらいの
    安易な動機で教職過程を履修していた。

    いまの時代なら無試験でもいいと言われても
    学校の先生になんてなりたくないだろう。
    それほど、現在の学校と教師を取り巻く環境は厳しく、
    教師になることは青臭い理想論では太刀打ちできないくらいしんどいものになっている。

    それはともかく、
    ワシの教育実習最終日、
    まるでTVドラマのように、生徒らによる自分のための
    送る会が開かれて、実家からアコギを持参して
    ワシは女子実習生とともに歌を披露した。

    まさしく、そのアコギは
    かつての中坊時代、初めて手に入れた自分のアコギだった。
    当時のアコギはレコード店で売られていたが
    貯めた小遣いで吊しのガットギターを手に入れたのだ。

    その送られる会で歌ったのが
    「私を待つ人がいる(高石ともやとザ・ナターシャ・セブン)」だ。

    ウエストコーストミュージックやブルーグラスを識り始めて
    その延長で高石ともやとザ・ナターシャ・セブンを聴き
    その翻訳ブルーグラスソングを良く唄っていた。

    ♪いつの世も 人は海へ山へと 旅に出かけるけど…♪

    アメリカ民謡の原曲「There's Someone Waiting For You」
    高石ともやは実に上手に意訳してみせた。

    生まれ故郷の夏は蒸し暑く
    子供達に囲まれて、ワシは汗だくになりながら
    その歌を弾き語りしていた。

    実習終了の打ち上げで
    同じ実習仲間の昔の同級生たちと心地良く酔いながら
    〝故郷で教師になるのもいいかも…〟などと
    身の程知らずの甘い感傷と夢想に浸っていたものだ。

    思えば、あれは思春期の観客を前にした
    ワシのミニライブであったのだな。

    一緒に唄ってくれた同級生は
    ぽっちゃり系の可愛い娘。
    私大文系志望のワシらのクラスの隣組にいた
    国立理系の秀才だった。

    数年後に同じ教育実習先で出会って
    同じクラスを担当して
    送別会でデュエットするなんて…
    もぉー、これはドラマによくあるシチュエーションやろう(>y<;)

    打ち上げで実習を振り返りながら
    酔った頭で心が通い合えば
    昔はなんとも思わなかった彼女が
    やけにキレイに見える。

    〝惚れてまうやろーーーーー…>_<…〟

    とかなんとかのロマンスが
    現実にあるわけではなく
    汗だくのライブの疲労に酒がよく利いて
    二次会にでず、ひとり淋しく実家に帰ったワシであった。

    不純な動機のワシに
    担当教官であったかつての恩師は
    資格のためだけに母校にやってきたことを指摘して
    『本当に教師になる気がないなら実習などに来るな!』
    と、厳しい言葉を投げつけた。

    そのきつい教えの通り
    ワシの実習評価は「B」であった。

    恩師の言葉に発奮したわけではないが
    ワシは実際に教職試験を受けた。
    だが、身体的な欠点を指摘され合格には至らなかった。
    (学科も良くなかったけど…)

    (当時の資格名で)「社会科高校2級」と「中学1級」の
    教職員免許状は、転職のたびにただ書き加えられる資格名でしかなく
    教師としての想い出は、あの母校の教室でのライブだけとなった。

    今は遠く離れてしまった故郷でたまに開かれる
    同窓会にも一度も出たことはないワシ。
    あの時のアコギも実家のどこにしまい込まれているのやら。

    中学時代にフォークと出会い、同時にアコギを手に入れた。
    小学校までは〝唄うこと〟をとくに意識した覚えはない。

    ごく幼い頃、田舎道をどこかに向かって歩く亡母の背に負われた弟。
    母は子供のワシの手を引きながら
    ♪アカシアの雨に打たれて…♪と唄っていた。

    母は歌が好きだったに違いない。
    男3人兄弟の中で、ワシほど歌とアコギを趣味にしているものはいない。
    長患いの果てに去年逝ってしまった兄は、アコギを持っていたし
    沢山のレコードも買っていた。

    吉田拓郎もJohn Denverも兄の持っていたレコードで識った。

    弟はドラムを買ったことがあるが
    ものにならずにどこかにやってしまった。

    中学でアコギを手に入れたワシのその後については
    このサークルでも書いたことがある。
    猿まねでオリジナル曲を作り
    放課後の教室に机を並べてステージを造り
    その上でコンサートを開いた。

    高校に進学して、バレー部に入ったワシは
    放送部の先輩から1万5000円で〈YAMAHA FG-240〉
    無理矢理譲り受ける。
    中学以来、約40年にも及ぶ
    ワシのアコギ人生の始まりは、中学時代であった。

    母校の中学で初めて手に入れたアコギを弾きつつ
    後輩たちと美しくなったマドンナとともに唄った
    ザ・ナターシャ・セブン…はワシのアコギにまつわる
    エトセトラを思い出の一つであった。

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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年06月23日 18時32分13秒

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    ひょんなことから解明した、フラットピック在庫切れの謎。


    Gibsonナッシュビル工場が水没!?
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    いつも愛用しているフラットピック「Gibson ティアドロップ型ピック PURE (M)」がなじみの楽器店で在庫切れしていて、
    Netショップを調べても同様に在庫なし。

    日々のフラットピッキング使用で割れやすいのが玉に瑕なものの
    いまのところこれが一番使いやすいピックなんだ。

    だから、
    二枚三枚とまとめて定期的に補充していたのに
    ここしばらくこのタイプだけがなぜか店頭に見あたらなかった。
    なぜなんだ?

    なんと、本日その原因が判明。
    意外や意外、実にひょんなこと(といっては関係者にすまないが)の
    せいで、もしかしたらここしばらく入手不可能になるかもしれないのだ!

    日本ではほとんど報道されず、
    ワシも全く知らなかったが、4月にアメリカ南部のテネシー州ナッシュビルが千年に一度というくらいの大水害に見舞われたのだという。

    テネシーといえば、ミズーリ・ケンタッキー・ヴァージニア・ノースカロライナ・ジョージア・アラバマ・ミシシッピ・アーカンソーの8つの州と接し、カントリーをはじめとしたその手の音楽ではつとに有名な地域だ。
    ※Pho.→素材辞典より引用「ナッシュビルの楽器店」

    そしてまた、知る人ぞ知る
    ここにはあの〔Gibson〕の工場がある。

    4月の記録的集中豪雨はテネシー・ミシシッピ・ケンタッキーに及び、
    ナッシュビルでは市内を蛇行するカンバーランド川が氾濫して、
    市内各所が水浸しになった。

    Gibsonのレギュラーラインの工場も水浸しとなり
    復帰には最低二ヶ月が必要で、正常な製造体制に戻るには
    さらに時間がかかるそうだ。

    アメリカ本国ではすでにGibson各種の在庫が少なくなっており
    遅かれ早かれその余波は日本にも及ぶのではないかという
    音楽関係者の話まである。

    と、ここまでくればお分かりのように
    いつも愛用しているフラットピックの在庫切れは
    この米国南部の水害→Gibson工場水浸し
    その背景にあったのだーーーーー!

    なじみの楽器店によれば
    日本の問屋自体も常時大量に在庫しているわけでもなく
    4月の水害以降、米国からの入荷がなくなり
    国内の在庫が次第に底をついたわけだ。

    とはいえ、
    同じGibson PUREピックの他のタイプ、
    ティアドロップ型のHやT、さらには、おにぎり型のピックは
    店頭に在庫があるのに、
    なぜかワシも愛用のティアドロップ型ピック「M」だけが忽然と消えてしまった。

    なじみの楽器店に全国のチェーン店在庫を調べてもらったが
    このタイプだけが一枚もない、ということは
    いかにこいつの需要が多いかということだろう。

    たかが、税込み105円のピックだが
    愛用品の在庫切れはアコギ弾きにとっては切実な問題だ。

    あれこれ使い比べた人なら分かると思うが
    ピックはサムピックもフラットピックも
    お気に入りのもの以外はなかなか代用しにくいものだ。

    器用な人なら、
    ピックの形状・厚さも含めてカスタマイズする手もあるが
    やはり「この一枚」と思うものとは同じようにはゆかない。

    常時、5枚は手持ちで対応している
    「Gibson ティアドロップ型ピック M」は、新規入手ができなくて
    あと3枚になってしまった。

    どうするワシ!
    来月もライブがあるし、毎週末の練習だってやらねばなんない。
    アコギ本体と違い、消耗品であるフラットピックは
    普通に使っていても次第にへたれてくるし割れてもくる。

    とても、Gibson工場の再開まで待っては居られない。

    さっそくNetショップを検索しまくるが
    目当てのピックはやはり……ない。

    在庫目当てにNetオークションも探してみるが
    ひっかかってもすでに終了しているオークションだったりする。

    近郊の楽器店を探したり
    全国の店をNetチェックする方法もあるが
    なかなかしんどい話でもある。

    割高の送料を負担しても他県からひっぱるか、
    ここは一つあきらめて別なピックを試してみるか。
    んなことしている間に手持ちのピックが割れてしまうかも…。

    どうするどうする…ワシどうする。σ(^◇^;)

    つづきは、次回へ



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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年06月21日 18時22分23秒

    icon

    ワシって偏屈?でも興味ないから仕方ないじゃない。



    「あれが嫌いだ、これが嫌いだ」のぼやっきー特集
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    ビール売上No.1だという「○ーパードライ」が嫌いだ。
    サッカーも野球もまったく興味ありませーん。
    地元のチームが勝とうが負けようが
    日本チームが点を入れようが入れられようが
    まったく関心がなく、驚喜も落胆もしない。

    サッカーも野球も、
    みんながみんな応援していると思ったら
    大間違いだ。
    地上波でやらないでBSでやってよ。

    なぜあの女優が人気あるのか不思議でならない。
    美人でもなけりゃ性格が良い訳でもないのに
    ハリウッドで評価される理由が不明だ。

    伝統の茶葉を使ったペットボトル茶を
    宣伝する架空のあの夫婦の わざとらしい京都弁が
    我慢がならない。

    みんなが良いという国産ハンドクラフトアコギの○を
    ちっとも手に入れたいとは思わない。
    試奏しても 〝あれ?こんなものなの、ハンドクラフトって〟

    多くのファンが感動したあの映画をDVDで観たけど
    10分でスイッチを切った。
    なんだありゃ!まったくつまらん。

    伏せ字だらけでぼやきかつ非難する
    自分の卑怯さ加減も情けないが、
    世の中には、大多数が「是」としているけど
    どうにもそれなは賛成できない、ことが実に多い。

    大勢に組みしないことを自慢しているわけではない。
    単に自分の好みだ。
    そのわりに、口コミはけっこう気になる。

    使った人の個人的感想でありながら
    その評価コメントが納得感のあるものだったり
    まさに自分が必要としていた内容だったりすると
    手放しで歓迎度数が急上昇して
    ぜひともその商品が欲しくなる。

    ようするに、
    確固たる信念がないのだ。
    この口コミにしたところが
    試してみたら思ったほどのことがない場合には
    急速に興味・関心度が急速冷凍…・

    〝信じられるのは自分だけ〟てなことを言う人がいる。
    ワシは、自分ほど信じられない存在はないと考える方だ。

    だって、
    客観的に考えてみてほしい。

    自分というものは、常に自分のことを正当化して
    生きている。いつも自分に都合のいいように
    考え、行動し、平気で嘘もつき、人も騙す。

    〝自分が信じられなくなったら終わりだ〟ということを言う人もいる。

    そんなことはないと思う。
    自分より信じられる人はほかにいる。

    自分はこうしたい、と思っても
    それはいけないからこうした方がいい、という人の方が
    本当は信じられるのじゃないか。

    自分というものは、他人よりも自分のことがわかっていない。
    〝自分のことは自分がいちばん良く分かっている〟…。
    んなわけないでしょ。

    自分のことが一番わかってないのが「自分」なのだ。
    自分じゃいくらハンサムでモテモテだと思っていても
    100人アンケートで3割賛成票確保できたら御の字だ。

    たいしたヒットもないくせに
    素人ミュージシャンにしたり顔でアドバイスしていた
    H・Iのおっちゃん。たしかに歌もアコギも上手かったが
    あんたの歌をカバーしたいとは、いっさら思わないよ。

    ライブで自作曲を披露していた、 「さすらいの弾き語りマン」よ。
    辛い暮らしや不幸な経歴を曲にしただけで
    聴衆が感動するなんて勘違いもはだはだしいよ。
    それらをいったん飲み込んで、スイートハートなラブソングを
    書いてくれたら、聞く耳持つかも。

    それとあれもヤだね。
    冷静に見てもけっして美人とはいえない女性が
    自信過剰と自尊心だけを主張して
    周囲に気遣いできないケース。
    いわゆる 〝愛するより愛されたいタイプ〟

    送りドア(英語ではスイングドアというらしい)ができない女性は
    どんなに美人でも興ざめだ。
    前の人が開けたドアにこずるく自分だけ滑り込むなんて
    輩に至っては 「おまえはアホか!」と叫びたい。

    想像力の欠如などという高尚な表現など不要な
    頭の悪い人たち。
    なぜ、後ろから誰かが来ていることに気が回らない。

    同じ階で降りるエレベータを「開」にして
    〝どうぞ〟と言ってくれた若い娘さん。
    駅のドアを開けて、きちんと手を添えて
    ワシに気遣いをしてくれたお姉さん。
    ありがとう、ぜひ息子のヨメになってくれい!

    さあ、
    メンバーのみんな。
    おおいにぼやいておくれ。
    いろんなこと嫌っておくれ。
    あれが嫌い、これが嫌い。
    けっこう毛だらけ、猫灰だらけ。
    いい人なんて思われなくていいから
    イヤな人になってくれい。

    それじゃ、また(*^^)v

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  • from: kieros2005さん

    2010年06月21日 18時13分43秒

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    ギター足台 3例


    左が百均の文庫本BOXです。当然ながら105円。
    中央が木製で自作品でタダ。右が市販品です。
    市販品はアルミ製で1890円(キクタニ製)

    鉄製で1500円のものもあったが、持ち運びにはいかにも重いので
    アルミ製にした。折りたたんで楽譜入れバッグに入れている。

    自作の木製は、この形状ではやや不安定だが実用にはなる。
    銀色塗装を施しましたが、余計安っぽく見えますな。
    最初、折りたたみ構造にしたのですが、ぐらついて弱いので
    ネジ止め固定型にしてしまいました。

    百均の箱はヘラヘラのプラスチックでいかにも弱そうだが
    これが案外実用になる。

    これまで、左足を乗せていたが、ギターを抱くと股開きになるし、
    右足を乗せてみるとこれが一番安定してると思いました。

    足台が無いと足を組んでその上にギターを抱き、覆いかぶさる
    ようになりますので、足がしびれてきます。

    足を組まないと、ネックが下がり左手首が痛くなります。

    左足のかかとを上げて演奏していると、やがてガクガク震えだし
    ます。それで足台を用意することにしたものです。

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  • from: kieros2005さん

    2010年06月18日 07時32分30秒

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    「Re:土俵ステージは弾き語りに最適!もっともっと歌いたかった。」

    >(kieros2005さんとかは、ライブ経験も人生経験も
    > 豊富だろうからこんなことはないでしょ?)

    いいえ、そんなことはありません。人前で歌うときは
    喉はカラカラ、ひざはガクガク、手はブルブル、そして最悪は
    唾がたまってごくり!と飲み込みたくなることです。
    これを我慢するとよだれになるのです。オヤジのよだれほどみっともないことはありません。

    こういう性格を直したいので、敢えて人前に醜態をさらしても耐性を養おうとするだけです。(そういえば、「地獄の特訓」なんて嫌な管理職セミナーがありましたね)

    こういう中で、演奏中にミスして、照れ隠ししたりするのがもっとみっともないということを知りました。
    それでミスっても何食わぬ顔で続けます。何たる厚顔無恥な!という気が最初はしましたが、いまでは、いやオレはもともと厚かましいのかも知れない、と言うぐらいに平気になりました。

    でもやはり事前に練習というか確認ぐらいは必要ですよね。
    dimやaugのコードはやはり、ありゃ、どうだっけ?となることがあります。歌詞を見失うこともしばしば。

    あせりますよ。




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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年06月17日 17時38分15秒

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    土俵ステージは弾き語りに最適!もっともっと歌いたかった。



    日頃の練習の成果がそのままあらわれるのがライブなのだ。
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    今月のライブを中一日おきで二本完遂させてきた。

    隣町の森の中のライブは
    今回は出演者がワシだけだったので
    主催者の好意で小一時間ほど弾き語りさせてもらった。

    全12曲、最後は少々パワーダウンしたが
    どうにかやりきった。
    出来は不本意、満足度を100%Maxとするなら
    六掛けくらいの完成度。

    理由は分かっている。
    2つある。

    一つは、各曲の練習不足による仕上がり度の低さ。
    も一つが、右脚の足置きを忘れて、持っていかなかったこと。

    ここのライブ用には、
    毎回10曲を基本に選曲・練習して
    たいていはある程度練習済みのものの中から
    最終的に「演し物」を選んで本番までに仕上げてゆく。

    今回は、そういうネタの在庫が少なかった。
    結果として、一曲一曲の練習時間が乏しく
    完成度を高めるまで追い込みの練習ができなかった。

    練習不足の曲は
    本番一発の場合、ミスする可能性がとても高い。
    案の定、数曲は、歌詞は見失うわ、コードは押さえられないわ、
    しまいにはVictor Capoの押さえが甘くてズレてしまうわ
    メタメタのグダグダだった。

    もひとつの原因。
    足置き用にいつも愛用している子供用の風呂の椅子。
    今回これを持ってゆくのを忘れたため、右脚の高さを上げられず
    それにより左手の位置が下がり
    バレーコードが上手く押さえられなかった。

    これなど、
    まったく初心者並みのドジさ加減で
    弾き語りしながら〝あ゛あ゛あ゛ー、もぉーライブなんてやめよう〟って
    セリフが頭の中でグルグル、じゅるじゅる、めぐるめぐる。

    ライブの場数を踏めば踏むほど
    本番でのアクシデントにも即応できるんだろうが
    慣れたはずの場所での演奏も
    なにかいつもと勝手の異なることがあると
    途端にドギマギして混乱してどツボにはまる。
    (kieros2005さんとかは、ライブ経験も人生経験も
    豊富だろうからこんなことはないでしょ?)

    同じ場所で、来月7/11にも路上を予定しているが
    すでに、演奏する10曲は決めたから、
    今回の苦い轍を踏まないように、今週末からは
    ガンガン練習していこうと思う。

    さて、
    もう一つのライブ。
    神社の境内にある相撲の土俵をステージに
    15組のアマチュアミュージシャンが
    フォークのカバー曲を一曲づつ歌い競うライブ。

    昨年参加できなかっただけに
    どうにか叶った出場だったので
    演奏曲「雨降り道玄坂(ふきのとう)」
    かなり仕込み、きっちり仕上げてゆきましたよ。

    この神社の夏の祭礼に協賛して地元のローカルFMが
    主催するこのフェスは、今回で8回目。
    参加申込者が多く、抽選で15組が選ばれた。

    出演者は一組5分以内、アコギほか生楽器のみで
    フォークのカバー曲を土俵ステージで披露する。
    このユニークさが受けて、
    今回も40〜50人ほどの観客が砂かぶりを埋めた。

    本番1時間前に現着。
    屋根付きの土俵上ではすでにスタッフにより
    機材のセッティングが始まっていた。

    控え室の建物に入るとすでに何組かの
    出演者がそれぞれのアコギケースを抱えて
    集まっていた。

    主催者からの説明の後、
    ホテルメイドの幕の内とお茶が配られ
    本番前の腹ごしらえをする人もいたが
    ライブ直前には何も食べないワシは
    飴玉ひとつを舐めただけで、
    やおら「Greg Bennett」のチューニングを。

    すると、
    それにつられてか、
    それまでは互いに見も知らない同士の
    沈黙のけん制があった堅い空気が解けて
    みなおもいおもいに愛器を取り出し弾き始めた。

    K.Yairi、Gibson、YAMAHA、Ovationなど
    見知ったアコギの音があちこちから。
    別の部屋に移動してデュオでの音合わせをする人たち。
    ケースも開かずただ泰然と構えている人…など
    みんなの一曲にかける熱意がひしひし伝わってくる。

    別にオーディションだとか
    コンテストではないんだが
    こういう場面ではお互いが変に意識してしまうものだ。

    この日集まったのは、全国津々浦々にはびこる
    アコギ弾きたちのごく一部だが
    たまにはこうして同好の士たちと
    顔合わせするのもいいものだ。

    もっとも、
    ワシ自身は社交性が乏しいので
    同じ趣味を持つとはいえ
    気さくにまじわるのは苦手なんだ…。

    こんな時は、
    自分の下手さ加減も顧みず
    いつも通りの適当な練習を始めてしまうに限る。

    自慢じゃないが
    あたしゃ、だてに今回の最年長(配布された参加者名簿による)
    グループの一人ではないので
    恥も外聞もなく、小声で歌など唄ったりしました。

    なんと参加者の年齢構成は
    下は高校生から上はワシら初老組みまで
    男女も混合しての豊富な世代バリエーション。

    ワシの出番はほどよく9番目。
    女性MCからの事前取材にも応じつつ
    出番まで退屈することなく過ごしたのだ。

    二組前の出番に合わせて
    土俵裏の楽屋テントに移動。
    同じく出待ちのK氏はアラフィフのギター弾き。
    Gibsonとハモニカで「制服(吉田拓郎)」を演るそうだ。

    アルバム「伽草子(おとぎぞうし)」からの一曲。
    Capo=2 Play=C
    弾き語り、ハモニカ、字余り歌詞、ほのかな社会批判など
    ポピュラーな曲ではないが
    いかにも吉田拓郎らしさがてんこ盛りの一曲だ。

    70年代フォークのリアル世代だけあって
    K氏の歌はオリジナルの雰囲気を良くつかんで
    うまくまとめていた。

    一般ウケする選曲ではないが
    一曲だけだよ、と言われてこういう曲を選んでしまう
    彼の気持ち…わかるなー。

    誰もが良く知っている曲を
    〝みなさんもご一緒に〟なんていいつつ
    観客におもねるよりも、弾きたい歌いたい歌を演る。
    これだよ。これがアコギ弾きの自己陶酔の真骨頂。

    で、いよいよワシの出番。
    譜面台にクリアホルダー入りの楽譜を置き
    風防止のために2箇所を洗濯ばさみ止め。

    パイプ椅子に座り右脚下に風呂椅子をセット。
    うーん、やはり足置きあると具合がいい。
    マイクは右後ろから入れて貰い、譜面の視界を確保。
    ハモニカのネジ締めよーし、マイク位置よーし。

    黄昏時でもあり、
    サングラス越しの客席はうまいぐあいに
    はっきりとは見えない。
    それでも前列、その後方、左右からと
    観客の視線を感じてやや緊張するものの
    いったんすべてのセッティングが終わると
    心は落ち着くものだ。

    実際の〝土俵ステージ〟に上がってみてわかったのは
    ここが意外と弾き語りライブには
    しっくりとくることだった。

    土俵の寸法は15尺(4m55cm)四方だという。
    会館などの横広ステージやはたまたオープンエアな野外ステージと違い
    ほどよい広さと、屋根の下のほどよい閉塞感というか抱擁感が
    実にまったくほっこりと包み込まれるようで
    アコギの弾き語りにはもってこいのシチュエーションだった。

    さすがに放送局手配のPA、モニターの返りもGood!
    軽くアコギを弾き鳴らし、女性MCからの紹介と合図を待って
    いざ、本番!

    ………いかったぁ〜 うまくいったぁ〜 歌詞まちがえなかったぁ〜
    声出しもまずまず、ハモニカの間奏も練習通り。

    歌い終わったあとの
    観客からの拍手は、いままでになく温かいものだった(;O;)

    このフェスにはぜひとも次回も参加して
    〝二場所連続出場〟を果たしたいものだ。

    それじゃ、また(*^^)v

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  • from: kieros2005さん

    2010年06月13日 22時06分28秒

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    赤レンガ倉庫ライブ

    赤レンガ倉庫ライブ

    今日は隣町のそのまた隣町の菊川市駅前の赤レンガ倉庫でアコーステックギターライブをオヤジ仲間と行ないました。
    この建物はそう広くはないのですが明治25年築造というから120年も経っているし、歴史を感じさせる建物で、都市計画上撤去するという案を市民が立ち上がって保存運動を展開しているものです。
    その運動の一環として、このような文化活動の実績を積んでいこうとしているらしい。

    赤レンガ倉庫と便宜上呼んでいるが、実は製茶工場というか、茶葉のブレンドの工場だったらしい。緑茶はそのころの主要輸出製品だった。そういう建物である。当時は思いっきりモダンな建物だったはずだ。梁の木材も中央部は「追っかけ大栓継ぎ」で施工されており、職人の心意気が感じられる。

    さて、ここでのライブは「赤レンガ倉庫ライブ」と銘打っただけで、なにか「お、良さそうだ」
    という感じがありませんか。
    屋外ライブだと青空のもと、太陽さんさんの下では、暗く湿っぽい歌は歌いにくいものですから、やはりシングアウト系の歌になるでしょう。
    ところが赤レンガの壁を背に電球色の照明で歌うならやはりシャンソン、そしてカンツォーネでしょう。そうです私の出番なのです。屋台の赤提灯なら船村徹+星野哲郎でいくのですがね。
    アタシの場合、選曲はこうして場所の影響を受けます。
    それと拓郎や陽水などのフォーク系では他のメンバーの曲と重なってしまうことがあるので、誰もやらないであろうカンツォーネやシャンソンにしているという事情もありますけど。

    今日のライブでは、エレアコは使わず、ボーカルとギター(ヘッドウェイHD-101)
    を2本のマイクで集音して演奏した。曲目は、

    1.シャンソンでジャック・ブレルの「行かないで」
      金子由香利バージョンの日本語訳で歌いました。

    2.カンツォーネでジャンニ・モランディの「貴方にひざまづいて」
      イタリア語(ローマ字読み)で歌いました。

    3.カンシオン(スペイン語)でグラシェラ・スサーナの「アドロ」
      日本語+スペイン語(ローマ字読み)で歌いました。

    4.シャンソンでサルバトーレ・アダモの「愛はあなたのように」
      大木康子バージョンの日本語訳で歌いました。

    の四曲をアコギの弾語りで歌いました。20分の持ち時間をきっかり収めることができました。練習できちっと時間を測っておいたので、ちょうどよい長さでした。
    声の調子もよく高域まで良く声が出ました。
    そんなに上がらなかったので歌えたのだと思います。

    私がシャンソンやカンツォーネがすきなのは、メロディーの完成度が高いからです。
    文学で言う「起・承・転・結」というか、能でいう「序・破・急」あるいはソナタ形式で言う
    「序・提示・展開・再現」という展開の仕方がポピュラー音楽にまで、生かされているから
    ではないかと思っている。そのためダイナミックなメロディーラインで語られる
    ようなところが、私の好みなのだと思う。好みだからどうして?と聞かれてもうまくいえないのですがね。

    これらの曲にはナマメかしさもある。これはラテンの血なのか?ゲルマンのリートやスコットランド民謡やアイルランド民謡などのケルト系音楽にも感じないものです。

    アコギのライブでは抒情歌が多い老人ホームや歌謡曲、街角ライブではポップスやシングアウト系フォーク、赤提灯系では船村徹、、、、などと曲目を変えているのですが、なかなか赤レンガ倉庫ライブという状況はありませんから、今日はひとりで盛り上がってしまった。









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  • from: kieros2005さん

    2010年06月11日 08時38分12秒

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    「Re:情緒と感性を揺さぶる「倍音」と「超音波」に迫る。」
    おお、倍音の話だ。こりゃあ、アタシの世界ですな。
    なんで倍音というかといえば、基本波周波数に対して整数倍の正弦波が附帯するので、そういうのです。偶数倍だったり奇数倍だったりしますが、ようするに整数倍です。2倍は音楽で言えばオクターブ上に相当します。
    なぜ整数倍なのかといえば、どんな波形でもその基本波の整数倍の正弦波との組み合わせ具合で再現できると言う数学上のフーリエ変換という手法をつかうために整数倍の周波数がどれだけ存在するかで音色が決まります。工学的には倍音でなく高調波といいます。音響周波数を超えてはるかに高い無線周波数でも使える概念だからです。

    この倍音の含まれ方、つまい構成成分が音色に関して重要なのです。構成成分のことをスペクトルと言います。スペクトル分析などという技法もあります。

    ヴァイオリンなどは基本波よりも倍音成分のほうが多いという特徴があります。あの艶かしいすすり泣くような音色は倍音成分で決まると言うのです。弦と弓とサドルと松と楓と塗装によって決まる倍音成分が、あの音なのですね。

    詩人のヴェルレーヌが「ヴィオロンの長いすすり泣き」と称した様な音はこうして生まれるのです。

    一方まったく倍音のない音は純正弦波でA=440Hzの時報のポッポッポーン!というあの音です。艶も色気もビートも何もありません。
    この音の3オクターブ上で440×2×2×2=3520Hzですが、ギターの1弦の17フレット目の音ですから音階的には十分高音限界に近いのですが、それでも3.5kHz程度なのです。

    基本波に附帯するこの倍音を考えると7KHzや14KHzも必要だと言うことがわかるでしょう。それで人間の聴覚限界は16KHzか20kHzだといわれるので、オーディオなどは高域限界のめどとして20KHzを再生できるように設計してあります。
    しかし楽器が出す倍音はもっと高いほうまで出ているのです。
    その後の研究でどうも50kHzぐらいまで聴こえるようだとわかってきました。ただし純音ではほとんど聴こえず、ある瞬間に気付く、というか、何かの音の後ならわかるというような条件付なのだそうです。

    アタシら老体はもはや純音でさえ、10kHz以上は聴こえないでしょう。若いころでも16kHzがやっとだった。これは耳を酷使するひとほど減衰が激しいのです。大音量で演奏するロックバンドなどは難聴になるミュージシャンが多いらしい。そしてクラッシックのヴァイオリニストなどは高域聴覚の減衰が激しいらしい。電気増幅楽器は音の立ち上がりがなまっているが、生の楽器は立ち上がりが鋭く、ヴァイオリニストは耳元でこれを聞くために激しく酷使されることになるのですね。

    だから音楽性と聴覚は関係ないとも言えます。ヴェートーヴェンだって難聴だった。と、自分を励ましています。
    なお、もうひとつの劣等感に絶対音感が無い、というのがあります。楽譜をすらすら読んで一人で感激する人も凄いが、絶対音感があるひとは初めから音楽的才能が約束されているようで嫉妬してしまいますが、ここでも言い訳をしておきます。

    動物は絶対音感しかないそうです。これで仲間か敵かを聴き分けると言うのです。相対音感を持つのは人間だけらしい。脳の発達がこういう音感を持つに至ったと言うことは、そうだ、アタシは高等生物なんだ、と納得させてくれますよ。

    絶対音感が無く、楽譜も読めないkierosでした。




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