☆(⌒杰⌒) AMA-G'です
やったー＼(^O^)／
やっと落札できた。
〔OLD Morris　W-35〕をNetオークションで落札したのだ。

思った通り、入札〆切当日に他所の人から再入札があったため
その人の落札熱意を確認する意味で、少し上乗せの当方も入札を実行。
そのまましばらく静観し、再度、入札間際にCheckしてみると、
なんと新たな入札者が登場！

Netオークションの場合、
入札者はさまざまなアプローチで商品を探しているようだ。
あらかじめ欲しい商品をいくつかチェックリストにUPしておいて
その動向を並行してチェックしつつ、入札〆切まで追っかける人。

手っ取り早く、入札〆切までの時間が短い商品だけを検索して
土俵際でちゃっかり落札を狙う人など、さまざま。

新たな高額入札者が登場したところで、
今度は〆切7分くらい前に、再入札を行ってみた。
このNetオークションの場合、入札5分以内に再入札が行われると
自動的に〆切が5分延長になるのだ。

そこで、5分よりほんの少し前に再入札して
さきほどの競合者の動きを探ってみる。
すると、残り5分を過ぎても相手は動かない…。
この時の、焦燥感というかどきどき感は、久しぶりの感情だ。
相手は入札から降りたか、チェックをしていないか、はなから冷やかしなのか、
いずれかだろう。

あとはカウントダウンの時計を数えながら
ついにオークション終了、
初の「落札」をGet！！

このアコギは、状態の良い美品であることと、発売当時の価格を今の時代
に換算すればミドルクラスの国産アコギだっただけに、
Morris探しの第一弾としては、絶好の〝獲物〟だったのだ。

後は、出品者とのやり取りを経て、アコギが届くのを待つだけ。
ああ〜、楽しみだなー。
どんな音色なのか、バインディングの感じはどんななのか、
弾きやすいのか、汚れやキズの状態はどうなのか。
あれこれと、想像が働く。

サンタの到来を待つ幼子のごとく、待ちわびる日々なのだ。

AMA-G'　8本目のギターとなるこの「Morris W-35」。
休みの日には、手持ちのアコギを全て並べて、順繰り弾いている。
弾いてなんぼのアコギだけに、日々鳴らし続けてこそ、その音はより深くなる。

OLD名器のアコギが良く鳴ることを、科学的根拠を示して
説明している人がいる一方で、それを否定する人もいる。
単板のアコギが良く鳴ることは、使用材の違いによっても、裏付け根拠があるが、
合板といえども、長く弾き続けることで、驚くほど良く鳴るアコギになることは
多くのアコギ弾きが経験しているのも、また事実だ。

アコギは、飾っているだけでも〝絵〟になる、というコレクターもいる。
その通りだと、自分も思う。
メジャーなGibson ハミングバードなど、壁に吊しておいても、
下手な絵より“絵”になる。
自らは弾かずに、名器を集めることに喜びを見いだしても、
それはそれでアコギの正しい楽しみ方だ。

複数のアコギを所有して、それぞれの個性を楽しみつつ、弾き続ける人たちは、
一本一本を抱えてつま弾くたびに、そのアコギの持つ、匂いや体温や吐息までを
感じるようになるのだと思う。

アコギがとても上手な人たちは、それぞれのアコギの特性に合わせた
楽曲を選んで演奏する。それは、まるでゴルフバックを抱えたゴルファーが
コースの状況に合わせてクラブを使い分けるのと同じだ。

その一方で、「ゴルファー 猿」のごとく、ただ一本のみで、ドライブショットも
パッティングもこなすみたいに、オールマイティの名器一本で
フラットピッキングもフィンガーピッキングもすんばらしく弾いてしまう人も、
いるだろう。

AMA-G'も複数のアコギを所有するようになって
アコギというものが、これほど微妙に音色が異なるモノだと再認識している。
もちろん、GibsonとMartinとGuildそれぞれに好きずきのファンがいることから
基本的に同じ構造のアコギとて、作り手と使用材の違いが、音色を決定することは
理屈としては理解していたが、それも、手元に置いて日々、弾くことでようやく腑に落ちることだ。

Netで、ものすごい数のアコギを持っている人の
音楽部屋のPho.を見たことがある。その数は、20本以上…σ(^◇^;)
あれくらいになるとと、まったく弾かないアコギが何本あるのか、
人ごとながら気になる。

アコギは弾いてあげなければ可哀想だ、などとセンチなことを言うつもりはない。
ただただ、単純に、「もったいない……」とだけ思うだけ。
1日に、50曲ほど練習するとしたら、手持ちアコギを取っ替えひっかえ、
弾き回していけたらすんごく、幸せだろうな。

それも、防音設備の整った専用のアコギの小部屋でなら、至福至福。
アコギ弾きの皆さん、そう思いませんか？