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from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん
2010年01月29日 18時00分24秒
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ナイトキャップ代わりにサイレント・アコギを弾く
ベッドイン前にアコギを弾けば良い夢が見られる…かも
★(⌒杰⌒) AMA-G'です
寝付きは良い。
たまに早く寝すぎて、夜明け前に目が冴えて眠れなく事はある。
でも、たいてい目を瞑れば、いつのまにやら朝が来る。
世の中に、不眠症の人は少なくない。
気になることが翌日控えていて珍しく寝付かれないときの
あのもどかしさと、繰り返し打つ寝返りの多さには閉口するが
本当に眠れない人の苦しみは、考えるだけで空恐ろしい。
学生時代に、
暗い明かりの下で読書をしてから眠っていたために
視力が著しく低下して以来のメガネ人生だ。
そんなこともあって、
寝る前の読書は…やらない。
ナイトキャップっていうのは体裁良く聞こえるが
普段は飲酒しない人が、寝しなに軽く飲むことで
毎晩のように晩酌する人間のすることではない。
晩ご飯を早く食べすぎて、
空腹で眠れないなら、ホットミルクやホットココアがオススメ。
なんてすかしたことを言う人もいるけども、
飲んだらまた歯磨きをしなければならなくなるじゃないですか(`_´)
今、
平均の睡眠時間は、夏も冬も、たいてい6時間だ。
それ以上は、腰が痛くなるのと、無理矢理眠るのがダメな年齢になったため
これが丁度良い目覚めまでの所用時間となった。
若い頃は、
誰しも本当に良く眠れるものだ。
赤子がその最たるモノ。
中学〜大学にかけての
いわゆる親のすねかじり時代にも良く眠った。
これまでの人生で徹夜をしたのはたった3回だけ。
夜更かし夜遊びの不良の人たちからは
そろって非難GOGO、糾弾の嵐かもしれないが
事実なのだから仕方がない。
試験勉強や入試の時でも、
徹夜はできなかったし、
オリンピックをリアルタイムで見たいとも思わず、
F1もサッカーもテニスもまったく興味がないので
徹夜でTVなんて、ワシの方こそ〝アンビーバボー!〟だ。
ところで、そんな折、
最近、ワシの日課で毎晩やっているのが
ベッドに入る前のひとときの〝アコギ弾き〟だ。
たいてい、日付が変わる前に寝ることにしているが
歯磨きしてパジャマに着替えて、腰痛予防の軽い体操をして
さて、とベッドインする、ほんの十分くらいのわずかな時間に
サイレントギター(YAMAHA SLG-100S)を弾いている。
知っての通り、
サイレントギターは、アコギの生音の十分の一ほどの音量しかなく
本体のAP通しでイヤホンで聞くと、
まるでコンサートホールで弾いているかのような
音になるという優れもの。
普通のエレアコよりもずっと軽く、音も小さく、
9Vのアルカリ電池(ダイソーの100円)で駆動するため
ランニングコストも少なくて済む。
我が家は
一台のストーブの熱気を家全体に回す暖房システムを採用しているので
二階の各部屋は足元からもほのかに暖かく
夜が更けてからのアコギ弾きも、寒くて震えることもない。
ほんの短い時間に、
来月のライブ用のフォークのストロークカッティングをおさらいしたり、
フラットピッキングを1曲、上手くできないフレーズを
繰り返し繰り返し弾いてみたり、
けっこう有意義な〝夜練〟になっている。
近所の家から聞こえるピアノの音がうるさくて…と
諍いやケンカ沙汰になるケースがあるが
アコギだって、どんなに当人が気持ちよく弾いていても
興味も関心もない隣人や家族にとっては単なる騒音にすぎない。
弾き語りをする時だけは
数キロ四方に隣家無し、というような田舎家に住みたいと思う。
いまや、
このサイレントアコギだけでなく
さまざまな「サイレント楽器」が出ている。
YAMAHAはその先駆であり第一人者だが
アコギ・ビアノはもとより、ドラムやサックス・フルート・
ベース・バイオリン・トランペットetc.…
時間帯を気にせずいつでも思いっきり
音楽が楽しめる時代になった。
サイレントアコギは持ち運びも軽快であり
時と場所を選ばない。
ワシはもう7〜8年くらい使っているが
もっとずっと昔にこれがあったら
森の中でアコギを弾いていて
見知らぬ通りがかりの兄ちゃんに
〝鳥たちがうるさがっているからヤメレ!〟なんて
文句を言われずに済んだのに…とつくづく思う。
経験のある人なら分かると思うが
深い木立に囲まれて、鳥の鳴き声や木々をわたる風の音をBGMに
アコギを弾き語るのは、とても気持ちの良いモノだ。
野外ライブももちろん開放感にあふれすがすがしいが、
嵐や落雷で倒れた樹の幹に腰掛けて
足元から漂う発酵した落ち葉の匂いをかぎながら
スコーンと開けた頭上の空に向かって弾くアコギって
森にはとてもお似合いの楽器なのだ。
ワシの住む街のすぐ近くには
総面積2,000 haの広大な自然林公園が広がっているが
ここはもともと、開拓の鍬が入れられる前は
広葉樹と針葉樹が混在する天然の原始林だった。
学生の頃は毎日のようにこの森に出かけたものだが
ここしばらくは訪れていない。
いまはもう深い雪に閉ざされて、時折、クロスカントリーの
練習をする人の姿が見られる程度だろうが……。
翌日の労働のために体力を温存するなら
必要な睡眠時間は確保しなければならない。
緊張しつづけた精神と肉体を弛緩させ解放させるためにも
夜更かしや徹夜は極力避けて早寝をしよう。
眠りにつくほんの少し前の
神秘的な霊感の訪れるわずかな時間に
アコギなど弾き語れば、ワシの精神は高尚な紙ヤスリで
しゃかしゃかと研ぎ澄まされ、きっと今宵も良い夢が訪れるだろう。
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