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from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん
2012/06/22 15:27:14
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一年ぶりの「K」との再会…そして彼もライブを再開するという。
Kとは久しぶりに会った。
ちょうど一年ぶりだ。
おなじ年代の人間で、
〔70年代フォーク系〕Guitar弾きの数少ない顔見知りの一人だ。
★(⌒杰⌒)AMA-G'です。
一年前にもこの同じライブイベントで一緒だった。
それぞれの出番前に気の向くままにGuitarセッションをしたり、
アコギやフォーク周辺の話題と薀蓄を語りあった。
Kはここのところしばらくライブ活動をやっていなかった。
そのことは彼のブログで知っていた。
友達でも仲間でもない自分たちは、メールで連絡を取り合うこともないし、ましてや携帯で近況を伝えあう間柄でもない。
もっとも、自分にはそういう仲間はほとんどいないが…。
ちょっとしたことで「なんだか人前で歌うのが嫌になった」ということらしい。
その理由をなんとなくは想像してみるが、詮索が本人のためになるわけでもない。
「復活一発目のライブなんだ、ここが」というから、
「スベッたら立ち上がれないね」と、傷口に塩を塗り込んであげた。
マジにならないで軽くいなして切り返す懐の深さがKにはある。
そういう人間とは長く付き合える。
軽口も交わせないような関係は、一度きりで十分だ。
自分ほどではないがKもけっこうなGuitar持ちだ。
しかも、高いGuitarを平気でローン買する。
毎月3万で24カ月払いのアコギを、完済して二年で売りに出したと普通に話した。
もったいないなどと言うと、まるでGuitarのことを何も知らないヤツみたいなので、
口まで出かかってそのまま飲みこんだ。
他にも何本か知り合いに譲りたいとも言うので、名乗りを上げようとしたが、考えたら来年までローンがあったので、ノドまで出かかってそのまま飲みこんだ。
Kは最近、若いオンナにGuitarを教えているという。
すでにCDも出しているというけっこうな活躍のアマチュア・ミュージシャンらしいのに、なぜいまさらGuitarを習うのかと問うた。
フォークでよく使う〔スリーフィンガー〕が習いたいんだとか。
もともとGuitarが弾けるから、教えてもすぐに弾けたらしい。
それでも定期的に通ってくるというから、下心あるんじゃないのって、話ふったら、恥かしがりもしないで、「そんなことはない」と普通に否定した。
正直で憎めないtypeのオトコなのだ。
Guitarの薀蓄を語ってもちっとも嫌味なところがないし、
さりげなく弾いているGibsonもとてもキレイにしているのに、
平気で自分に弾かせてもくれる。
不況で以前のようには収入が増えないが、あんまりあくせくした感じてもない。
結婚はしているが、子供がいるのかどうかはまだ聞いたことがない。
地方都市でも、子供を私立の大学に行かせれば、学費は年間150万。
二人いたら、それだけでもカミさんのパートassistではまったく足りない。
そんなこちらの世知辛さなどみじんも見せずに、淡々と生きているように思えるK。
ライブの出番になりGibsonを抱えて出て行き、一曲歌って帰ってくるなり、
「いやー、失敗した。高音のところがちっとも出なかった」と苦笑い。
ほんとうに、いいヤツである。
やがて自分の出番となり楽屋を出て行こうとすると、
Kが小さなデジカメを手に「これで撮影しておくよ」と一言。
後で撮影した動画を見たら、露出over照明で顔が白くぶっ飛んでいたけど、その気持ちが嬉しかった。
はっきり言ってKの唄はさほど上手ではない。
お為ごかしのおべんちゃらは嫌なのではっきりいうけど。
魅力的な声質でもないし、透き通ったハイトーン・voiceというのでもない。
それでも長くLiveで唄ってきているせいか、唄いなれていて嫌みのない歌い方をする。
素人でも歌の上手い人はたくさんいるが、嫌味が先に立つとアマチュアは手に負えない。
そこそこ上手くて、かつそれをさりげなく表現できるようになりたい、と自分でもそう思う。
久しぶりの再開となったKのLiveの出来は不満足だったようだが、
どうやら一時のスランプからは吹っ切れたようで、こんなLiveもあるよと、
募集中のあるeventのことを紹介してあげると、さっそく申し込んだと言っていた。
何はともあれ、目的があると、Guitarも弾き語りもヤリガイがでてくる。
人は他人のことを何のかんのと批評したいものだ。
こと、アコギや弾き語りについては、〔批評家〕であるよりも〔演奏者〕でありたいね。
正直、そう思うよ。
それじゃ、また!。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))
【Pho.】→先日、Netオークションで格安入手の〔岸田智史〕のGuitar譜。
79年発表のアルバムとベストヒットが掲載されている。
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