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from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん
2021/02/16 11:30:05
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【ヤンマ系のデカトンボに会いたい】
★弾き語りストです。
♪畑のトンボは どこいった♪と、よしだたくろうは唄った。
♪赤とんぼ 羽をとったらアブラムシ♪と、あのねのねは唄った。
トンボの羽が嫌いだとカミさんは言った。
トンボの目玉が気持ち悪いと息子が言った。
珍しいものや希少なものには高い値が付く。
それがたとえゴマ粒のごとき珍品でもだ。
オレがまだ、鼻くそばかりほじくっていた子供の頃でも、赤とんぼよりは、オニヤンマ・ギンヤンマの目撃数は圧倒的に稀有だった。
しかもそいつらは珍しいだけでなく、
圧倒的な迫力を伴ってオレたちの目の前に出現した。
たとえるなら、
海外生産の安物アコギがうにょうにょ飛び回っている中に、突如としてGibson(オニヤンマ)やMartin(ギンヤンマ)などのの高級器が突然、出現するような、どえりゃー驚きなのだ。
もちろん、
これはもののたとえで、山育ちの鼻くそ小僧が、当時ギブソンもマーチンも知っているはずもなく、最大の関心事は合成甘味料のオレンジジュースや明治ヌガー
チョコバーのことばかりであった。
いまでも、
ちょいと郊外の水のキレイな場所にゆけば、
爆撃機のごときオニヤンマやニヒルなスナイパーのごときギンヤンマに出会うことはできる。
しかし、オニヤンマのあの圧倒粋な大きさと王者の風格は、目の前に、すっと現れただけで、一瞬息をのむほどの、驚きがある。
個体差はあるが、あのオニヤンマの大きさというのが、
子供の目にはちょうど良い驚きの大きさなのではないだろうか。
もしあれがもっとずっと大きかったら、
驚く前に恐ろしさが先にたって、その場から逃げ出したくなる。
逆に、もう少し小さい場合は、あれほどの感激はない。
見るからに神々しいオニヤンマやギンヤンマは、
捕まえたという記憶がない。
なにかそれらは捕獲するべきものではない、
犯しがたい神秘性があったのかも。
いや、ただ単に捕まえられなかったのか?
虫になじみがあるとかないとかというのも変な話だが、
鼻くそ小僧の頃からいろんな虫に接していると
大人になってもそれにあまり拒否感はない。
今の子供は...なんて普通のことは言わないが、
日常生活の中であまり見かたり接することのないものが
突如あらわれると「うぁ!」てなことにはなりがちだ。
毛虫・ヤモリ・蜘蛛・ゴキブリ・蚊やハエ・蛾や甲虫など、山国の田舎に生まれると、好き嫌いとは無関係に
それらと接することが多いから、見るのも嫌だという種類はそれほど多くない。
ところが、この世には見たこともない怪奇な生き物がたくさんいて、どこをどういじくれば、これほど醜悪で悪趣味な形状・形態で発生してきたのかという、ゲゲゲな生物がいる。
そんなものに遭遇すればオレだってびっくりするし、
触るのも見るのもおぞましい。
トンボが嫌い、蜘蛛が恐ろしい、早くその蛾を始末してくれという家族の切なる要求を笑うことはできない。
〝昆虫界のサカナくん〟みたいな人は、
そういう希少なものを発見する感動に出会いたくて
うずうずしてしているだろうが、
オレは今、ごく普通に「オニヤンマ」「ギンヤンマ」に出会いたいと思う。
それじゃ、また!(^-^)ゞ-
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