ｋｉｅｒｏｓ2005です。

アタシがさほど技量もないくせに大それたことをするのは、まあ故あってのことだが
それはさておき、弾き語りという音楽スタイルをコンサートという形で解説し、希望者を募ったのです。

そして開講したところ、案の定ギター初心者ばかりが来た。
ギターを持っていたひと3人、このたび買った人１人、まだ持ってない人2人
まだ持ってない人にはとりあえず、私のギターを貸すことにした。

コードFで挫折した人集まれ！って感じで募集したのだが、Fどころかコード
なんてぜんぜん知らない、という人ばかりだった。
ベテランが来ることも恐れていたが、これでは初心者というより入門者クラス
なので、ギターの各部の名称やら、チューニングの仕方で2時間があっという間に過ぎてしまった。それでもE、A、B7のコードを覚えてもらう。が、すでにB7で「出来ない！」という。

弱ったね、こりゃ。

Fなんてはるかかなたの難題なのだろう。
FとBbにはいり、先に覚えた（はずの）EやAのコードとの関係を説明し、
１フレットずらしただけ、するとこうしてずらしていくとF#もGも出来るでしょ！
という説明で返ってきた質問が「フレットってなんだっけ？え、フラット？」

ひょえー！どうしよう。

さらになんとか押さえたコードフォームでストロークするとジャラーンかボローン
、繰り返してもジャランジャラン、ボロンボロン・・・・。
当然ながらカッティングが出来ない。こうするのです、とやってみせてもジャラーンが速くなるだけ。そうじゃなくて、こうして、、、こう、、、なのだよ。
（なんだか長嶋茂雄の指導みたいだ）

右手親指の付け根のふくらみで弦をすばやく触って音を消すのです、と言っても
かったるい動作しか出来ない。
ジャラーン・・・・ボソ、という鳴り方だ。
ああ、日暮れて道なお遠し、だなぁ。

ここで嘆いても仕方ない。

あらかじめ、この講座で腹をくくったのは次の点だ。
「ハ長調だからドはCです」、と言う説明をしないこと。
音階も音名もコード名もアルファベットABC・・のみで説明する。

自分自身、それしか知らないから。

イタリア語（ドレミファ）と英語（ABC・・）と日本語（イロハニ）表記が音楽理論では、必ず出てくるが、ホント迷惑なだけだ。ちっともわからん。

ホワイトボードに6本の横線を引き、30φ黒マグネット数個でコードフォームを図示する。
セーハは、25センチマグネット定規を使う。こうしてやるとわかりやすい。

まあ、こんなドタバタを５回繰り返して、第一回の講座を終了したが、やはりＦは出来ないままだった。

アタシはやはり自分の大それた企みを若干後悔したが、生徒は続けてほしい、というので第２回講座を年明けから開くことにした。

やっと「Ｆで挫折した人」から始める感じですね。

なんだかんだで今年も暮れてゆく。

ｋｉｅｒｏｓ2005です。

１２月から市内公民館１４箇所のライブを引き受けて実行してまいりました。

その報告です。

１２月だけで１１公民館を回りました。大体平均年齢は７５歳ぐらいでしょう、ほとんどが女性です。つまりおばあさんです。聴衆サイズは平均１５人ぐらいでしょうか。

そこで昭和歌謡を弾き語りします。

大体、「夜のプラットホーム」と「汽車は八時に出る」をやって、つぎに「波止場だよ、おとっつあん」と「東京だよ、おっかさん」をやると目頭を押さえる人が出ます。

泣いてくれるのは感動を共有できたから、と思いましたが、事務局から「あまり悲しい歌は止めてほしい」とクレームがついた。
「楽しく笑う教室」というスローガンなのだから、というわけだ。

それなら「別の人に依頼してください、そしてこれで終わりにしましょう」と答えたら、まあまあ、そういわずに続けてください、と向こうが折れた。

ここでアタシはかなりやる気をなくしたのです。

ところがさらに続けていくうちに、「もう一度聴きたい」という声があちこちから上がり、事務局は「もう一回すべての会場でやってほしい」と言うではありませんか！

私は演奏が評価されていると思いましたが、ちょっともう一回（つまり14会場すべて）やるのは時間的にも無理なので、せめて集約して東西南北４回ぐらいに出来ませんか？と言うと、
間髪を入れず、あっさり「それは出来ません」ときっぱり言われてしまいました。
ボランティアなのでゼロは何回掛け算してもゼロなのは当然なので、担当の振る舞いは間違いとはいえない。

まあ仕方がないので、約束どおり１４会場については責任を持ってやりますが、以降のことは考えさせてください、と保留した。

なんとか聴いてくれた人たちの希望に応えたいと思うが、この担当と交渉しても埒が明かないので、市役所の担当課へ相談すると、担当が失礼な言動をして申し訳ない、その方向で検討するのでぜひやってほしい、と言う回答をもらった。

お役所仕事にはまあ、いまさら驚くこともないが、高齢者を集めて「結んでひらいて」を強制するばかりが能じゃないだろう！と罵倒したくなる。

高齢者は昭和歌謡曲に餓えているなあ、と言うのが実感です。テレビを見てもわからん歌ばかりだと嘆いています。

〔アコギな世界〕管理人の★(⌒杰⌒)AMA-G'です。

さてさて、2012年もいよいよ大つごもりまであとわずかとなりました。
今年度も〔アコギな世界〕に書き込みいただいたmemberの皆さん、
そして毎回、閲覧して頂いている皆さん、ありがとうございました！

〔Ｂｅａｃｈ〕になってからcircleのアクセス数が確認できなくなったようですが（確認方法がわかんない）、
おそらくは、すでに累計アクセスは「60,000件」を軽くoverしていることでしょう。

memberのおかげで、このサークルも、アコギと弾き語りにまつわる様々なテーマを取り上げ、語ってきました。
基本的に、各自、書きたいことを書いているので、話や会話がつながらないこともありますが、
それこそ管理人が目指している〝勝手言い放題アコギな世界、だれかがどこかで読んでくれればいいじゃん〟
の精神に合致していることであります。

memberの多くは、自らもGuitarを弾き、唄い、それにまつわる工作したり、
Liveでの見聞きや好きなアーチストからアコギがらみの小物の話、
あるいは入手したGuitarや楽譜やCDの話など、その時々の書きなぐりで、
circleを盛り上げてくれます。

アコギというものは、いまさらですが、実に奥深いものであります。
これ一本あれば（管理人の場合は24本ですが）電気も光も風も水も石炭もウランも使わずに歌が唄えます。

わずか数キロ、一メートルほどのこの箱が生み出す底知れないperformanceを伴えば、
あとは己がのどちんこを震わせるだけで、若い娘から熟女までを痺れさせることができる魔法が使えます。

こんな芸当はピアノや木管・金管楽器にはできませんな。
バイオリンは出来るかもしれないが、視線が横むいちゃって声があさっての方向に行っちゃうし、縦笛を鼻で拭けば、器用な人なら吹き語りが出来るかもしれないが、
笛の中に鼻くそがつまってしまう。

Guitarの仲間である弦楽器ならイケそうだが、
Guitarほど弾き語りにしっくりくる楽器はないね。

さて、サークルmemberにとっての2012年はどんなんであったろうか？

管理人は、目標にしていた「年間30本のLive参加」は叶いませんでした。
昨年まで毎月出演していたLiveイベントが無くなってしまったこともあります。
でも、昨夏からRegular入りした別のLiveに毎月参加しているので、
なんとか25本位にはなりました。

Guitarの方は、新たに「9本」入手して「24本」になりました。
外国ブランドのmade in ChinaやJapan Old-Guitarなど、それぞれに個性のある音と弾き心地を楽しんでます。

人間ドックを機に「断：炭水化物」を実施したら「四キロ」減量しました。
日頃、たいした運動をしていないのでカロリーもほどほどでいいんだと、いまさらですけどね。
学生時代の「63キロ」は痩せすぎ、現在の「73キロ台」から、あとどれだけ減量できるか。
でもな、毎晩の晩酌はやめらんない。

タバコ吸うわけでも飲み屋に行くわけでも若い娘にちょっかいだすわけでもないわけで、
好きなアコギと酒さえあって、あと早いところ年金がもらえるようになったら、
週三回くらいのバイトをしながら、キリギリスのような暮らしがしたいと、常々願っております。

「3.11」以降、多くの人が、〝明日のことは誰にも分からない〟ことを改めて思い知りましたでしょう。

だから、今日一日を精一杯に生きるのは、正しい生き方。
今は亡き母や兄のことを日々思いながら、オレも今日一日を精一杯生きようと。
誰が嫌いだとか取引先がめんどークサいとか、給料が上がらないとか、痔がいたいとか、加齢臭が臭いとか...

愚痴れば愚痴るほど心は荒んでゆく。
オレたちアコギ弾きが幸せなのは、好きなGuitarの音色と自分の歌声が、
歓びも悲しみもすべてをすっぽり包み込んで、空にかなたにほうり投げてくれることだろう。
幸いにしてオレには両手と五本づつの指がそろっており、Luckyにも音痴ではない。

ただそれだけのささやかな幸運をGuitarと娶わせることで、この世に生きている証に歌を唄っていける。
2012年はそれをかみしめた年であり、叶うならそれが2013年も続けばいい。

たとえ、それが道半ばで藪入りにし横道に逸れ、崖っぷちに立つことになろうとも。
さて、これで2012年のオレの〆の駄文も終止符です。
memberもぜひ、一篇の書き込みを寄せられたい。

それじゃ、また！
2013年も、〔アコギな世界〕をよろしくお願いします。<（_ _*）>

↓愛用の〔Guild F-50R〕です。すっきやねん、こいつが。♪

【 Keep on pickin'♪】

宅弾きの弾き語りストには、雪や雨の日がもっけの幸い、最適なお天気。降り積もる雪もざんざかざんの雨も、期せずして天然のミュート。

防音装備の部屋ならまだしも、Guitarも歌声も世間に丸聞え。
音もなくずんずん降り積もる雪が、外からも内からもすべての物音を吸収率100%。

じゃぶじゃぶと派手な雨音なら、どんなに声を張ってもすべて帳消しに。
あれから毎日雪が降り続いてる。
傘も差さずに出かけてゆきます。

滑る靴底、買い替え必至。あそこの靴やは嫌味な店員。
常より倍々の勢いで積もる雪。

街の雪山、公園の雪山、春には死体発見。
解けずに春まで行ってみよーう。

探し続けていたGuitar譜を見つけられるのが、Netオークションの良いところ。

【海援隊】もその一つ。
ない訳はないと思いつつ、なかなか見つけられなかった。
そんなのが、ある日ある時、ぽちっと見つけてしまう。
不思議さがなんともいわれないくらい。

同じ出品者から同時に出てきたもののなかから「大全集」ものを一冊落札。
※下記、Pho.参照。



【海援隊大全集】　日音楽譜出版社　1982年発行
当時価格：1,800円
■収録アルバム
1.〔海援隊がゆく〕　1972年
2.〔望郷篇〕　1973年
3.〔風雲篇〕　1974年
※以下、4～6の、ティチク「ブラックレーベル」からのアルバムはフォークの佳作として知られ、
音楽的質も高いといわれている。
4.〔漂白浪漫〕　1975年
5.〔心をこめて回天編〕　1976年
6.〔廻り舞台編〕　1976年
7.〔堕落編〕　1978年
8.〔倭人傳〕　1979年
9.〔一場春夢〕　1980年
10.〔誰もいないからそこを歩く〕　1980年
11.〔ようやく解りかけてきた〕　1982年
12.〔12の風景〕　1982年
13.〔だから ひとりになる〕　1982年

上記よりselectして、全76曲が掲載されている。
三十年前の古書だが、使用感はなくただ古くてホコリ臭いだけ。

日音楽譜出版社の譜面はドレミ楽譜出版同様、手書き風が持ち味。
ドレミのそれより癖字だったりするので、歌詞やコードネームが読みにくいが、採譜そのものは精度高く、
弾き語りにはもってこいだ。

さっそく、この楽譜から【思えば遠くへ来たもんだ：1978発売】を練習し始めたよ。

昔から知っていた曲だけど、作詞の武田鉄矢はともかく、作曲が【ふきのとう】の山木康世だったんだね。
改めて弾き語りしてみると、なんかやっぱ【ふきのとう】っぽい。
だからか、いい曲だなって感じていたのは。

〝武田色〟が色濃い【海援隊】だけど、楽器そのものは、他の二人のmemberの中牟田と千葉の手によるものも多く、
guitaristでもある彼らの、まだ自分は未知の曲をやれるのはとても楽しみだ。

武田は49年生まれで福岡教育大卒。ドラマやクイズ番組でのいかにも教師然とした武田は好きじゃない。
だから、超有名なドラマも映画もたいして見ていない。
考え方や言葉のひとつひとつはいいとしても、さりげなく内に秘めいている方が武田の良さが出る。

同年生まれの中牟田はソングライターでguitarist。
残念ながら歌声そのものに魅力は感じられない。武田が濃すぎるのだけど...。
American-Folk Songがバックボーンらしいから、彼の作品を弾いてみるのは楽しみ。

千葉は51年生まれで、ソングライターでもありguitaristでもある、とWikipediaにあった。
【Asturias】を良く弾いていて、彼のシグネチャーモデルもある。
東京出身なんだそうだ。

テレビの音楽番組でも、70年代フォークもののGuitar譜でも、
【海援隊】の楽曲は、ヒットしたもの以外は聴いたり見たりしていないので、
こんな風に全集もののGuitar譜が手に入ると、彼らの隠れた名曲に接することができる。
ありがたいことだ。

さて、同時期に別のNetオークションで、こんなのを入手した。
※下記、Pho.参照


なんと【チェリッシュ】だ。
おおいに場違いな感じがしなすでもないが、60年代後半から70年代にかけてのヒット曲があるグループなので、
思わず入札して、格安で落札できた。

〔チェリッシュ：CHERISH SONG BOOK〕
1974年 音楽春秋 発行　当時の価格：800円　　編集協力：ビクター音楽出版
【contents】
1.ひまわりの小径
2.コスモス
3.赤いバラ
4.若草の髪かざり
5.落葉の喫茶店
6.花のかなしみ
7.ルリ色の朝
8.橋のほとり
9.線路づたいの細い道
10.避暑地の恋
11.てんとう虫のサンバ
12.白いギター
13.美術館
14.ふたりの愛の物語
15.木の葉の街で
16.夕笛の恋
17.渚のささやき
18.ふたりの急行列車
19.愛のペンダント
20.恋の風車
21.砂時計
22.レンゲの咲く頃
23.たんぽぽの丘
24.ふたりのベンチ
25.遊園地～空中観覧車
26.遊園地～回転木馬
27.遊園地～ジェットコースター
28.花指輪
29.恋の紙飛行機
30.なのにあなたは京都へゆくの
31.こわれた想い出
32.だから私は北国へ
以上全32曲収録。

【チェリッシュ】ってフォークか？　という見方もないわけじゃないが、
Wikipediaによれば、当初、四人組で68年に結成され、70年にあの〝悦っちゃん〟が加入、
71年の〔第1回 全国フォーク音楽祭 全国大会〕に出場してVictorレコードからスカウト。

その年に、名曲〔なのにあなたは京都へゆくの〕でデビュー。
翌年には早くとも松崎と悦ちゃんのデュオとなり、73年に結婚式の定番〔てんとう虫...〕がヒット。
77年にようやく二人も本当の結婚式をして夫婦になり、今もなお活動中...というわけだ。

いまもなお失われない、悦ちゃん（なんと、今年3月で62歳だと！）のあの可愛らしい歌声を真似する気もコピーする気も、
自分でも気持ち悪くてできないけど、楽曲は楽曲だから、いい曲ならLiveでやってみてもいいべよ？

でまあ、さっそく〔恋の風車：74年release オリコン3位〕を練習し始めた。
〔70年代フォーク〕とは？なんてことを語る気も知識もないので書かないが、
いわゆる、〝ソングライター×Guitar×メッセージ性〟といったものを、〔70年代フォーク〕の構成要素に入れてもらえるなら、【チェリッシュ】はちょっと違うかな。

ちゃんとした（というとおおいに語弊があるが）作詞家や作曲家の手による楽曲を編成楽団バックに歌うし、
老若男女が楽しめる清純なメロディと二人の爽やかな歌唱力...それをオレがいつもやってる〔70年代フォーク〕の
くくりの中にぶち込むのは、それはそれは...という気がしないでもない。

同じ恋の歌でも【中島みゆき】や【山崎ハコ】とは異質であることを百も承知で、
【チェリッシュ】の世界を弾き語りしてみたい。

先日から練習し始めた〔恋の風車〕なんて、もうこりゃ歌謡曲なんだけど、いいじゃない70年代ならば...。

そんなわけで、それじゃ、また！

※年内に、もう一本くらい書き込みできるかも。
年越しのご挨拶はその時にでも。

今日も雪でした...寒いよ...マイナス15℃くらいあったので、鼻ヒゲしばれて、手袋履いても指先ジンジン。
でもね、内陸のエリアは「マイナス30℃！！」だって。どんだけ冷えたのってなもんです。

これは便利な〔Planet Waves DGS15 Quick Release System 〕だ。

日本語で言えば「ストラップ・ヒモ」だな。

写真の片方をNeck（headの方）の弦下をくぐらせて、もう片方を手持ちのstrapに取り付ける。
その二つをカチッとはめ込んで使えば、演奏中にstrapがはずれることはない。

座っての弾き語りが専門だが、strapをきつめにして肩にかけて使うと、Guitar本体がしっかり固定されるので、押弦姿勢も安定して弾きやすくなる。

〔Taylor〕Guitarに標準のNeckの根元のstrap-pinに取り付けてstrapを使う人も多いが、それだと座位のオレは、ハモニカホルダーとstrapがぶつかっちゃう。

S楽器でこの〔Planet Waves DGS15 Quick Release System 〕を見つけた時は、
「おおー、便利なものがあるもんじゃのう」と、思わずヒザを叩いたものだ。

定価は600円くらいだが、Netなら半額くらいが実勢価格だ。
strapをNeckの首の方にひっかけて使いたい人にはオススメ。

それでは、また♪(*'-^)-☆

★(⌒杰⌒)AMA-G'です。


♪夏がく~れば、思い出すぅ~♪じゃないが、
年の瀬になると、「年内にやり残したこと」を嫌でも考えてしまう。
いつもは雪が降る前に施工していた、庭木の「冬囲い=積雪のための養生」も、そのうちそのうちと先送りしていたら、とうとう雪が降っちゃった。

20センチくらいの雪の中、寒さに震えながら、なんとかやっつけたけど。年賀状は...まだ買ってさえもいない。
もう年賀状もやめてもいいかな...とも思う。

カミさんはそうもいかないというだろから、今年もPCでプリントすることにはなるだろうが、
普段付き合いのある会社の人たちなんて、年が明ければすぐ顔を合わせるし、遠くにいる親戚とか知り合いとかは、本人の安否確認、生きてるのか死んでるのかくらいは、
知ってた方がいいかもと思う。
でも、知ってどうなるというものでもないよな。

親戚は「訃報」があれば誰かが知らせてくれるだろうし、
昔の知り合いなんて「ご不幸」の報に接しても、葬儀に出向くわけでも、
香典を送るわけでもないもんね。

そりゃ、ちとさびしいっしょ...とかいわれるから、
年に一度の賀状くらにいは書けよ～となるわけだ。
「虚礼廃止」も殺伐として虚しいから、年賀状くらいは書くべ。

「大掃除」はやはりするかなあ。
毎週、家のことマメにやってる身としては、狭いながら、一軒家の我家を本気出して大掃除してたらエライことになる。

夜勤もあるカミさんは元旦から勤務だし、お節の用意もあるのでハナから戦力外。
二人の息子なんてのも昔からベンチ入りさえしてないファーム要員。
で、結局、オレ一人かよ！

喫煙者がいないので、天井・壁は意外とキレイといいつつも、
一応はすべて拭きますな。で、蛍光灯などの照明器具も。
トイレも常より念入りに拭いたりこしくったりして、風呂場も普段やらない天井と壁をやる。

そして、こんだ掃除機かけて床を拭き、部屋の中の窓ガラスとかも拭いて、もうここらへんでエライ疲れてひと休みもふた休みもしてしまうね。
で、もって、玄関の靴箱とか玄関ドアとかもキレイにするわけだ。

さすがに、家の周囲はすでに雪が積もっているので、
外側から窓を拭くことはできないので、
外回りは、車庫あたりを整理するくらいか。

こんなことで、二日か三日つぶれちゃうわけだ。
その間にも、いつもの週末にやっている洗濯物のアイロンがけとかやるんだぜ。

スギちゃんじゃないけど、オレの方がよっぽど〝ワイルドだぜぇ〟

話は変わって、師走だと「今年最後の...なんとかかんとか」、つまり〆のなんとかというこというよね。
オレの場合だと、「今年最後のLive」とか「年内最後の一人カラオケ」とかだね。

今年の〆のLiveは、12/22の〔Xmas Live〕になりそうだ。
毎月参加しているライブでのXmasバージョンだけど、
いつも通り「70年代フォーク」の弾き語りですな。
すでにLive用のネタ曲のstockは20曲くらいあるので、
一時間でも二時間でもやるぜ、って意気込みだけど、ま30分くらいか、実際には。

そいで、カラオケの方は、今月がカミさんの誕生月なので、
なじみの小料理屋でコース料理と飲み放題を楽しんだあと、家族でカラオケ店に流れることになるだろう。

年がら年中家でGuitarを弾いてるオレなので、大晦日の昼間、ギリギリまでGuitarを弾いてるだろう。
今年最後に弾くのは24本のうちどのGuitarになるべかの？
※Pho.は24本目のMy Guitar　〔K.country SH-330 Guild　D-50 copy-Model〕



〔アコギな世界〕のmemberたちの師走はどんなだろう？

そうだそうだ、
年越しにはいつもちょっと高めの「日本酒=純米酒」を買うんだった。
日頃は、2リットルパック980円の山田錦100%使用の純米酒を飲んでる。


年越しと正月くらいはそれより高めで一升瓶入りのちゃんとした日本酒を飲むんだ。※Pho.は北海道の地酒：小樽に酒蔵がある「北の誉酒造」の純米酒だす。

ずいぶんと昔...そうだなあ十年くらい前には、
全国の純米酒を都道府県を北から順番に、土地土地の純米酒だけを買っていたこともあったが、
息子たちの学費が嵩んで、オレの小遣いが減額され、
緊縮予算からGuitar関連予算を捻出するため、勢い日本酒は「パック酒」で我慢するようになった。

年越しの日本酒くらいはそんな昔に戻って「良い酒」を贖う。つましいなぁ。もうずいぶんと日本各地の純米酒を飲んできたので、手が付いていないのは、中国・四国の一部の県のものくらいだろう。

今日び、Net通販なら全国各地の地酒が手に入るが、そこまでしなくても、スーパーの酒コーナーにもよさげなのが入っている。
Xmas前後に、ケーキといっしょに日本酒も買おう（絵にかいたような両刀づかい！）

「大晦日」まであと三週間。
日本人らしくやり残すことなく気持ちよく新年を迎えるか、
小市民らしくバタバタあがいて後悔と口惜しさベタベタでドロドロした年越しにするか。

それじゃ、また！｡.:♪*:･'(*⌒―⌒*)))

kierosです。

ふとしたことから、市の社会福祉協議会から依頼されて、市内14箇所の公民館で高齢者向けライブを行うことになった。介護予防の事業だという。要介護者に至る前に生きがいを持ってせいかつしてもらおうとの企画らしい。それはともかくギター弾き語りで昭和歌謡なんぞをやっているらしいといううわさを聞きつけて依頼が舞い込んだというわけだ。
ボランティアですがいいですか？謝礼は出ません、と、ややくどいので、タダでけっこうです、ゼロ円です、謝礼は要りません、と何度も答える始末だ。よほど運営の費用が厳しいのだろうな。

てなわけで昨日から開始し、今日で2回目、今週はあと２回ある。
ギター２本と、楽譜と、スタンド、屋号プレートの入ったバッグを担いでエンヤコラと運ぶのさ。
PAは使わない、と決めて出かけたら、昨日の最初は体育館だった。ギョ、話が違うなー。

声がぜんぜん通らん、ギター・・・しょぼい！うーむ、どうするか、ええい、ままよ！
イケイケ。

昭和歌謡で老人ホームで使う演奏曲目バージョンを使います。

夜のプラットホーム
汽車は八時に出る
　この２曲は出征兵士を送る悲しみをテーマにして
　戦中の服部良一の発禁と戦後の発表
明治一代女
むらさき小唄
小雨降る径
　ドイツタンゴからシャンソン化した歌謡曲
　昭和１０年のラジオの普及率と音楽ビジネスの勃興、歌謡曲の隆盛

りんどう峠
逢いたいなぁ、あのひとに
　日本の里山の美しさ

波止場だよ、おとっつあん
東京だよおっかさん
　放送自粛と船村徹シリーズ

かえり船
里の秋
　帰還兵士と待つ家族の心情
　また、帰還船の検疫と女の身投げから避妊具の許可

叱られて
　奉公に出された少女の辛さと実家を思う子守唄

石狩挽歌
　笠戸丸の運命と鰊漁の盛衰と小樽周辺の地理

こう言う話題をちりばめて歌に入っていきます。するとみんな話に引き込まれていきます。
ニシンをカドというのはこちらの人はほとんど知りません。
カドの子が数の子です、といって始めて納得するようです。

このようにひとつの演奏のよしあしだけでなく、ライブのストーリー性というか「流れ」が大切だと思うようになりました。

つらつら思うに、昭和３０年あたりの歌謡曲の音楽レベルは高かったと思います。

今日（２回目）では、ひととおり演奏が終わってから、アンコールでシャンソンも聴きたいというので、アダモの「愛はあなたのように」とグラシェラ･スサーナの「アドロ」をスペイン語を混ぜて歌いました。気持ちよかったね。

また、報告するよ。