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from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん
2013/02/26 11:19:58
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〔河島英五〕…男気のその歌、片鱗に触れたくて古いGuitar譜を入手
originalではなくcover曲専門で弾き語りをしていると、
好きなんだが、自分とは風貌も声質も違うTypeの人の曲を演るcaseも多い。
coverなんだから、別に歌マネである必要はないが、
似た感じ、似たような声のシンガーの歌の方が、
自分も気持ちが乗るし、聴く方もちょっとした疑似感覚にに遭遇できて良いかも。
〔河島英五〕......。
いわずとしれた、名曲「酒と泪と男と女(1975)」で有名なシンガーソングライター。
「野風増(1984)」や「時代おくれ(1986)」など多くの名曲を残し、
2001年に肝臓疾患により、この世を去った。
「骨太な」男の強さ・哀しさ・優しさの心情を歌い上げ、
いまなお根強いファンが多いと聞く。
息子と娘も、ともにシンガーだ。
自分とはまるきり違うTypeのこの男の唄、しかもヒットしたもの以外の曲をやってみたくて、
Guitar譜を探し、Netオークションで一度、競札に負けて落札し損ない、
先日、再びめぐり逢い、今度は単独で「落札」して、手に入れた。
75年から77年まで、〔河島英五〕の1st~4thまでのアルバムを収録したこのGuitar譜。
まさに「70年代フォーク」全盛期のシンガーソングライターの息吹の詰まった一冊だ。
毎度、弾き語りのネタ曲探しでお世話になっている、
かの〔kmp(協楽社)〕発行、制作は〔新若者思考出版社〕、当時の定価は1,000円。
70年代に〔河島英五とホモ・サピエンス〕を結成、76年解散後ソロとなり、四十九歳で、逝く。
Guitar一本の弾き語りで驚くほどの音量が出せる歌い手なんだとか。
使用Guitarは、〔Gibson J-200〕、〔Gibson Humming-bird〕、〔Martin D-18〕、
〔Martin O-16NY〕、〔YAMAHA CJ-10〕、〔YAMAHA L-12〕など。
デカいバイクを駆って田舎道を疾走し、各地のLiveに向かう写真を見たことがある。
唄いながら汗がほとばしる姿が目に浮かぶ。
酒に強くて、男気があって、一緒にいたらその風圧に圧倒されそうで、
とてもじゃないが自分ごときとはウマを合せてもらえそうにない...そんな男。
この世にもういないからという訳じゃないが、そんな〔河島英五〕の歌の世界に触れたくて、
彼の地元である大阪のT氏から譲ってもらった今回のGuitar譜。
四十年近く昔のもので、所有者本人が使っていたこともあり、
「美品」とは言い難いが、〝お値段以上...〟の価値ある一冊。
背の破れ、前半ページの剥離、さらに他ページの剥離。
汚れとヤケなどあるが、補修できるのでなんら問題なし。
1Pのみ欠落あるのは残念だが、大勢に影響はない。
所有者がこのGuitarで〔河島英五〕を弾いていた当時、
彼は、いま自分が住むこの地方の農家でアルバイトをしていたという。
折しも、その頃の自分は農業系の大学にいた。
彼が〔河島英五〕のGuitar譜に同封してきたのは、
セピア色した写真のカラーコピーで、農場にいる彼と思しき青年とホルスタインが写っていた。
N町の農家だというが、その町は自分のカミさんが高校時代に転勤族のオヤジの父親に伴って、家族で暮らしていたことのある町でもある。
これを〝縁〟と呼ばずにいられようか。
〝縁は異なものオツなもの〟と巷間に言われるが、
Netオークションを通じて過去の自分と細いがたしかな縁でつながっている人と、
偶然に出合うのは摩訶不思議でじつに面白い。
よくよく聞けば、この大阪のT氏も、自分と同じ大学を受験したそうな。
残念ながら合格には至らなかったものの、我が地に対する憧れが募り、
農家への住み込みアルバイトという形で夢を叶えたんだそうだ。
西の方に住む人が、自分が住むこの地に淡い憧れを抱いて、
旅であるいは長期の滞在で、果ては移住という決断を持ちつつやってくる人は多い。
「住めば都」以上の生き生きとした人間らしい暮らしが出来る場所であるとは思うが、
一方で、夢破れて故郷に舞い戻る人もいるだろう。
T氏が〔河島英五〕に熱くなっていた時期が、農場で牛の世話に明け暮れる日々と重なるのは、
〔河島英五〕の持つ、本当のオトコの強さや優しさと符合するんだろう。
そんなT氏の「念」が込められたGuitar譜を、自分は引き継いで、
〔河島英五〕を弾き語りしてみよう。
例によって、譜面のページを繰るごとに、ホコリ臭い微粒子にくさみを連発しながら。
それでは、また♪(*'-^)-☆ -
from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん
2013/02/05 17:52:07
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ホコリ臭いページの向こうにゾクゾクっとする名曲・佳曲
こんにちわ
★(⌒杰⌒)AMA-G'です。
Netオークションや古書店で見つけた〔70年代フォーク〕のGuitar譜を使って、
自分がそれまで知らなかった曲を練習していると、時々〝ゾクゾクッ〟とするようなイイ曲を見つけることがあります。
いわゆる〝コア〟とか〝レア〟とかいうものなんでしょうが、ためしにNetでググってみるとたいていは何かしらヒットして、誰彼が「これぞ○○の名曲」だとか「昔から好きな曲」だとか書いていて、ああー、自分が知らないだけで、まだまだ〔70年代フォーク〕には名曲・佳曲といわれるものが限りなくあるんだなと思わさります。
たとえば〔赤い鳥〕というグループ。
「翼をください」や「竹田の子守唄」なんかのヒットで有名なグループですが、
先日、このグループの古い楽譜から見つけて、今練習しているのが〔雨の日暮れ〕という一曲。
歌詞はこんな感じ......。
♪雨の日暮れ 傘をだいて 駅まで お迎えです
大きな傘は アナタのため ワタシが さしてあげる♪
雨の日に彼の大きな傘を抱えて、駅まで迎えに行く、というたわいもない歌ですが、
マイナーセブンスのGuitarコードが余韻を含んで、シトシト舗道を濡らす黄昏時の情景が、
とてもよく目に浮かびます。
originalでは女性のリードボーカルのようですが、
自分のようなおやぢが唄ってもちっとも違和感のない、しみじみと温かないい歌なんです。
また、こんな一曲も。
〔海援隊〕といえば、現在も現役で活動している、かの武田鉄矢率いるthree-pieceグループですが、memberの一人、guitaristでソングライターでもある〔中牟田俊男〕がボーカルの、
〔風景詩=ふうけいし〕もフィンガーピッキングの実に70年代フォークらしい、いい曲です。
今度のLiveでもやろうと思ってます。
歌詞はこんな感じ......。
♪舞いあがる鳥たちは 影を残して まっすぐ 空へと駆けて行く
ベンチの隅でボクは ボクの影見つめて ひとり動かない♪
公園で見たままの風景や人のことを、淡々と唄っています。
男は心にある悲しみを抱えたまま、その公園までやってきて、
空に舞い上がる鳩やタバコをくゆらす年老いた男の姿に癒されている。
G→Em→C→Dという、自分の好きなコード転換と、
サビでのほどよい声の張り具合が気に入って、これまたLiveのネタ曲に入れました。
最後にもう一曲だけ。
元〔六文銭〕の〔小室等〕が詩人の〔谷川俊太郎〕とコラボして発表した中の一曲。
〔お早うの朝〕です。
これなども、ファンからは名曲の呼び声が高いものなんですが、
自分は薄汚れた古い楽譜で初めて知りました。
こんな歌詞です......。
♪ゆうべ見た 夢の中で 僕は石になっていた 見知らぬ街で 人に踏まれ
声を限りに 叫んでた 夜の心の 暗闇から 夢は湧いてくる
醒めても夢は 消えはしない けれど お早うの朝は来る♪
コード進行の中に、〔よしだたくろう〕っぽいところがあって、
二人のことをよく知っている人なら、思わずニヤッとしてしまいます。
やや早めのストロークで弾いていますが、低
音弦が太く鳴るGuitarを使うとバッチリの一曲です。
自分が手に入れる古い楽譜のほとんどは日焼けてホコリ臭かったりするけど、
使用感のないものが多くて、買ったものの少しも使わないで押し入れに入れたままというのがバレバレです。
ページを開くたびに漂う臭いにくしゃみの一つもかましながら、
今日も〝古くて新しい〟名曲を探している、そんな★(⌒杰⌒)AMA-G'です。
それでは、また♪(*'-^)-☆from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん
2013/02/07 17:21:24
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★(⌒杰⌒)AMA-G'です。kieros2005氏これはすごいなぁ。しかも「600曲」収録ってのも、すごいなあ。たいていのリクエストに応えられるんで
from: kieros2005さん
2013/02/07 13:41:28
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AMA-G'さん、薄汚れた私の歌本です。A5サイズで小さいのですが、600曲もあるんで、持ち運びに便利だし重宝してます。おそらく1975年あたりの出版
from: 北都の平八さん
2013/03/04 00:46:59
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お!このスコア本いまでも持ってるよ^^