新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

大好き、日本酒

大好き、日本酒>掲示板

公開 メンバー数:5人

チャットに入る

サークル内の発言を検索する

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2009/10/06 18:16:47

    icon

    ワシらの鉛の舌を返上するのだ!


    ハイボールの復調、一時の流行りか…
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    酒飲みのウイスキー離れが著しくて
    対抗策として大手酒造メーカーがかつて流行った
    ハイボールを、女性ターゲットに販促かけて
    首都圏を中心に各地でブームだとか。
    *Pho.出典→「素材辞典」より

    ひねくれた物の見方でもなんでもなく
    これは一時の流行りに過ぎず
    定着はせず、そのうちに飽きられ、廃れるだろう。

    都会に住む人たち、あるいは女性くらい
    流行りの尻馬にすぐに乗っかるが
    降りるのも早い人種はいない。

    田舎者のやっかみに違いない。
    でもね、今回の〝ハイボール〟だって
    物珍しさで飲みはしても
    定着することはないよ、きっと。

    日本酒だって、
    女性をターゲットにあの手この手で
    消費拡大を企図してきたけど、
    所詮は小手先のごまかしであり
    彼女らが、本当に日本酒の魅力に目覚めて
    少なくとも、週に2〜3回は
    家や居酒屋で日本酒を飲み続けるということは
    あり得ない。

    もちろん、
    これらのプロモーションをきっかけに
    新たな日本酒ファン、日本酒好き女性が多少なりとも
    増えただろう事は、想像できるし、それはそれで喜ばしいことだ。

    彼女たちが、
    いくら度数の低いオシャレな小瓶の吟醸酒を飲もうが
    米だけのお酒というのを〈純米酒〉と勘違いして飲もうが
    ピザをつまみに冷や酒を飲もうが
    ワシには痛くも痒くもないし、目くじらを立てる必要もない。

    日本酒ほど、今言われるところの〝宅飲み〟に適した酒はないと思う。

    地酒の品揃えと創作和食自慢を標榜する街の小料理屋で
    一合(あるいは九勺くらいの)500円〜900円くらいする
    升酒をいかにもといった風情で、場慣れした客が日本酒を飲む風景よりも、

    袢纏を着込んだ独り者の四十代男が、
    無骨な手で鮪の柵を切り、この前の休みの日に、駅のコミュニティスペースで
    やっていたフリマで見つけた、五枚で100円の平皿に盛りつけ
    今日の会社帰りに立ち寄ったいつものスーパーで
    買い込んだ、島根あたりのちょいと珍しい純米酒を
    これまた、この前の外回り中に立ち寄った食器店で衝動買いした
    二合入りの片口に移して、お盆の帰省の折、
    実家の物入れで見つけた、小学校同級生が経営する酒屋からの
    景品らしい、渋い緑色をした猪口に注いで、
    はやくも伸び始めたヒゲがちくちくする口をとんがらせて
    くいっと一口含んでは、ぶはーとかなんとか
    意味不明の嘆声を漏らしいる、構図の方が実にしっくりくる。


    ま、
    これが他の酒にはない、日本酒のほのぼのとした
    Do it Myselfの癒し効果だ。

    こういう輩は、明らかに日本酒飲みの常習者であり、
    魚屋→刺身→フリマ→和食器店→帰省→押し入れ→物色…
    などという、脈絡のない事柄を
    五感により捕捉したとたんに、それらがなんの時間差も違和感もなく
    脳内記憶細胞に収蔵されている〝日本酒〟というキーワードと
    たちまち関連づけられるという、驚きの離れ業を見せてくれる。

    これと同種の女性たちが
    あと百万人くらい出現してこないと
    〈日本酒ブーム復興〉などあり得ないと、ワシは思う。

    酒が遠因で
    親子二代にわたって因縁めいた最期を遂げた
    北国の政治家がいたが
    彼とて、東大など卒業せず、金融マンなどにならず、
    親父の名跡など継がす、民間で一介のサラリーマンをしていたら
    好きなお酒もほどほどに楽しめて、
    不眠症に悩むこともなかったかもしれない。
    ※酒と睡眠薬はこの上ない危険NGだそうだ。

    もともと、物欲などさしてなく
    高望みもせず、人をうらやむこともなく
    身分相応の収入を、ささやかな酒と肴に割くくらいが
    関の山のような、小市民でいられることの幸せは
    こうした日本酒の一人飲みの風景にぴったりとくる。

    たしかに、
    このまま、日本酒の消費量が(海外輸出分も含めても)
    ガタ減りしていくと、経営的に地力のない酒造メーカーは
    立ち行かなくなり、
    いきおい、大手のメーカーと、固定ファンを確保した
    地方の酒蔵と、Net戦略に長けた2代目が差配する
    一部の革新的酒造蔵しか生き残れなくなるだろう。

    無責任な言い方をするけど、
    一人の純米酒好きとしては、それでもいいと思っている。

    むしろ、
    大手メーカーには、
    普通酒に専念してもらい、一般消費者よりは
    業務用を大量に醸造してもらいたい。
    CMも今と同様、バンバンやってもらって構わない。

    そして、
    地方の酒蔵とNet商売に長けた若旦那たちには
    純米・吟醸・本醸酒の醸造と拡販に専心してもらい
    両者が完全に棲み分けをしながら
    それぞれの対象カスタマーの需要を的確に満たして欲しいものだ。

    〝辛口〟を全面に出すだけでビールとしての旨みがまったくなく、
    風呂上がりの一杯目以外はまったく2杯目を飲む気が起きないような
    どこぞのビールメーカーしかり、
    役者や演歌歌手やら、ギャラの高いCM制作で
    全国CMをバンバン流し、
    肝心の酒は地方の酒蔵から桶買いで大量仕入れして
    まったく無個性の既製品を製造販売し続ける大手酒造メーカーしかり、
    大多数の民衆は〝ハメルンの笛吹〟状態だ。

    だから、
    そんなネズミたちが迷わないように
    大手酒蔵は、三増酒や合成酒を大量に製造し
    全国チェーンの飲食店に卸せばよい。

    そして、
    一般大衆が手に入れられるのは、
    地方の真面目な造り酒屋が適正価格で
    醸造・販売する純米酒と本醸酒のみにして欲しい。

    ついでに
    ビールも
    大手は発泡酒と第3のビールのみを大量に製造し
    製造能力を上げた、各地の地ビールメーカーが製造する
    麦芽とホップ100%のみのビールだけが市場に出回ればよい。

    賑やかに街中の飲み屋でバカ騒ぎをする時は
    三増酒と第3のビールでぐわんぐわんに悪酔いし
    カミさんの手作り料理や地産地消の肴で静かにしっとり
    飲むときは、自宅で、適正価格で購い床下収納に秘蔵しておいた
    全国各地の銘酒を味わえばよろしいではないか。

    いつのまにか、
    ワシらの目と舌はまやかしの戦略により鉛になってしまった。

    そんななまくらなワシらの器官を機能回復させるために
    ぜひとも、上記の大改革を実現してほしい(アホやの〜)

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件