阿倍は来年夏の参院選で、三分の二の議席を取って、悲願である憲法改正に乗り出すべく、さまざまな工作をし始めている。
　集団的自衛権を強行採決して立法化したが、ス－ダンに派遣している自衛隊には、「駆け付け支援」は当面行わないという。
　その理由として「準備が間に合わない」とか「訓練が出来ていない」などを上げているが、これは真っ赤なウソで、最も危険性のあるス－ダンで、駆け付け支援などして、犠牲者でも出したら、参院選の自民票が大幅に減ると思っていることと、ス－ダンでこんなことやってもアメリカが喜ぶわけではないからである。
　いずれ参院選が終わってから考えればよいと思っているのだ。
　このくらいはまだ許せるが、けしからんのは貧困高齢者
に対する３万円の現金支給である。これで高齢者の票をかき集めようとしているのだ。
　これを今後とも継続するなら分るが、参院選前の一回こっきりなのだ。これでは票目当てのばらまきであり、自民党の参院選挙対策費である。
　阿倍は、これを如何にも善政らしく装ってはいるが、本音は票の買収であり。これは明白な選挙違反である。
　村上新八