北朝鮮は、来月４日から８日の間のに衛星ミサイルを打ち上げるとして、日本海及び中部太平洋の切り離しブ－ス落下海域を指定して国際海事機関に警戒するよう通告した。
　ミサイルは、弾道ミサイルも衛星ミサイルも基本的には同じだから、その区別は付き難いという。
　前回のテポドン打ち上げのときも、北朝鮮は、衛星の打ち上げであるとしていた。が、そのミサイルはウラジオストック沖の日本海に落下したのだ。
　衛星なら地球の周りの軌道を廻るから観測可能だが、今回の北朝鮮のミサイルが、衛星打ち上げなのかどうかは、打ち上げてみないと分からない。
　しかし、北朝鮮のこれまでの言動からして、弾道ミサイルの可能性は大きい。
　彼等はそのミサイル性能の進展を見せ付けて、脅しに使おうというつもりなのだ。
　太平洋の中部海域を落下海域に指定したというのは、グアムやミッドウエ－の米軍基地も狙えるぞということを示したかったのであろう。
　こんなミサイルはＤＭで撃墜してみせればよい。それに対しては北朝鮮は脅しを掛けてきているが、そんなことには構わず撃墜すべきである。そうしないと、益々奴等をのさばらせることになるのだ。
　村上新八