日本郵便で、１億８千万円もの郵送料を誤魔化されたという事件が露見した。
　大手家電量販店の「ベスト電器」がＤＭを発送する際に、障害者団体「白川会」の発送物と偽って、一通で１１２円も安い障害者団体料金で発送し、その差額を不正に得ていたというのだ。
　この不正は発送窓口の埼玉局で見抜かれ、一旦は拒否され、日本郵便も、白山会に対する注意文書を配布していたという。
　その後、民主党議員秘書が関係支社を訪問した後、新宿局から発送されたものだという。
　鳩山総務相は、度重なる日本郵政の不正疑惑に「けしからんことだ」と怒り心頭だ。
　「ベスト電器」と民主党議員との関係、議員秘書と郵政支社との間で何が話しあわれたのか、誰と話をし、誰が発送を指示したのかなど、ことの真相を究明して、国民の前に明らかにすべきである。
　村上新八