会計担当の鳩山元秘書が、政治資金収支報告書に虚偽記載をし続けた本当の理由は何だったののだろう。
　元秘書は、鳩山に対する個人献金があまりにも少ないため、人気のある政治家だと見せるために他人の名を勝手につかって記載したのだと言っているようである。これは「他人の名を勝手につかった」という点だけが本当で、後は後付けの理屈であろう。
　鳩山が代表選に出るようになってから、カネが掛かってしかたがないと、元秘書が実母の周辺の誰かに言ったのであろう。
　この話が実母に伝わって、「私も歳だし、死んだらどうせ相続させるのだから、カネに困っているなら、今のうちに私が資金を提供しましょう、と言ったのであろう。
　これを聞いた元秘書は、政治資金規正法のは個人家名金の限度があるから、それを聞いて喜んだが、高くであるために、小口に分けて多数の個人献金として記載する方法を取ったのであろう。
　以上は、筆者の想像話であるが、当たっていると思う。
　村上新八