中国政府は、１１日、ミサイルの迎撃実験に成功したと発表した。実験の日時、場所などの詳細はわからない。
　これは、先にアメリカがブッシュ政権時代の約束に従ってＰＡＣ３、３３０基の台湾への売却作業に入ったことに対する報復の意味を表わしたものであろう。
　実験は、本当にやられたものなのか、口先だけのことなのかは分からないが、実験が行なわれて、成功したとして、一発打って、それを追尾して破壊した程度であろう。
　ＰＡＣ３は連続発射だから、短時間の間に何百発が打ちだされるのだ、それをすべて撃破するなどは不可能であろう。
　このことは、すべてのＤＭについて言えることである。
　無意味な矛と盾の開発競争だ。
　馬鹿げた軍拡競争をいつまで経ってもやめられないのが、人間のバカさ加減なのだ。
　村上新八