サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: 和寇の末裔さん
2010/02/12 16:11:33
icon
日本攻撃抑止保険の米軍駐留の負担をどう分担?
米軍の日本駐留の建前は二つある。
一つは、アジアから中東に至る「不安定の弧」を監視するための軍事拠点であり、いまひとつは、日米安保条約に基く、北朝鮮の核、ミサイル攻撃に対する抑止である。
建前は、この二つだか、本音はもう一つある。それは増強しつつある中国の軍事力に対する対峙力の維持である。
このうち日本に関係するのは、北朝鮮の攻撃に対する抑止力である。
北朝鮮が日本を射程範囲に収めるミサイル「ノドン」を大量に保有していることは確かであり、近いうちにノドンに搭載可能な核爆弾の開発にも成功するでろう。が、それを使って、日本に攻撃を仕掛けてくるかどうかは分からない。
北朝鮮に、その攻撃を思い留まらせる保険的効果は、米軍の駐留にあることは否めまい。日本に反撃する核の力はないからである。
その保険の必要性が大前提となっていて、本当にその保険が必要なのかどうかは、誰も分からない。
北朝鮮が核を放棄するはずはないし、その限り米軍の駐留保険が必要なら、その保険料の負担を日本国民がどう分担するのか、それが問われているのである。
村上新八
コメント: 全0件