ミャンマ－の総選挙は年内に行なわれる予定だが、それに備えて、独裁愚時政権は、国民的人気の高い、アウンサン・ス－チ－率いる野党「国民民主同盟(ＮＬＤ）の政治活動を封じる政党法ほ可決させた。
　それは、「政治犯」は選挙に一切参加できないというものである。
　野党幹部に対して、勝手な理由をつけて刑務所にぶち込んだり、軟禁にしたりして、一切の政治活動を封じ、独裁軍事政務権を維持できるように憲法を改悪し、その仕上げとして、野党の政治活動まで封じ込んだのだ。
　北朝鮮と同レベルの極悪政権である。この後ろ盾となっているのが中国、ロシアなのだ。この二国も、少なくとも、ミャンマ－問題については、軍事政権と同罪である。「牛は牛連れ」なのであろう。
　村上新八