サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: 和寇の末裔さん
2010/03/22 08:13:35
icon
オバマ政権の過激なトヨタ叩きの背景は何か
アメリカの議会で、自動車に対するクレ-ム問題を取り上げるのは、これまでの例だと、クレ-ム件数が1000件以上の場合であったという。ところがトヨタの場合は、例外で、クレ-ムが80件なのに、社長を議会の公聴会にまで呼びつけて、つるし上げているし、ある閣僚は、後で訂正はしたが、「トヨタの車には乗るな」と国民に呼びかけたほどであふった。
この異例の「トヨタ叩き」の背景には四つの理由があるのだ。
1オバマは、GMを救うために、当面100%国有化し、クライスラ-は、AUW(全米自動車労連)の所有にして、その再建をはかろうとしている
2そのためには、売上台数でGMを抜いてトップメ-カ-となったトヨタをひっぱり落さねばならない必要があったこと
3オバマ政権の中枢はAUW関係者が占め、経営者経験者はいない
4トヨタの米国の工場労働者はAUWに加盟していないため、トヨタ憎しの思いが激しい
この四つの理由でトヨタがバッシングに遭わされているのである。
一方トヨタにも不覚があった。
このような政権の特性を把握していたら、自分が攻撃の的になることはよ予想できたし、用心深く、賢明に経営しなければならなかったのに、その対応を怠ったことである。
それにしてもアンフェアな話である。
村上新八
コメント: 全0件