中国で、日本人３人が大量の覚せい剤を日本に密輸しようとした罪で死刑の判決をうけ、そのうち一人が６日死刑執行されたという。日本政府はこれに遺憾の意表している
　日本では、同じ罪状でも懲役10年くらいだというから、その差は大きいこともあろう。
　中国で、日本と比較して大きな差のある重刑を定めている犯罪に麻薬犯のほか公務員の汚職などがあるようであるが、それらの犯罪の増加に中国政府が頭を痛めている証拠であろう。
　世界の年間死刑執行の３／４を中国が占めているというが、それもこのような重刑精度と無関係ではないであろう。
　この死刑執行は、中国の法であるから、やむを得ないものとみなければならないであろう。
　これに遺憾の意を表するなどは、間違いであると思う。
　村上新八