１５日午後１０時すぎ、北朝鮮の警備艇が黄海上の北方境界線（ＮＬＬ）を越えて韓国領海に侵入、韓国警備艇の銃撃を受けて３０分後に戻ったという。
　３月末に韓国哨戒艦が沈没、その米、豪の専門家を含めた調査結果では魚雷攻撃の可能性が高いという結論が出て、北朝鮮によるものではないかととう疑惑が持たれているなかで、このようなことをやる北朝鮮の真意は測りかねるものがある。
　開催中の中韓外相会議への牽制ではないか、という説もあるが、このような牽制行為は、北朝鮮に対する疑惑を強めるだけで、マイナスになるだけだと思うが、一体何がねらいなのか。
　このところ、北朝鮮は、絶対にありえない「核融合」の成功を伝えてみたり、おかしなこと続きである。
　先の金正日の中国訪問は成功しなかったと伝えられているが、とにかく、北朝鮮は、一体何を企んでいるのであろうか。
　村上新八